お前の元カノ潰させて頂きます-Ryota Miyadate-

優しい彼が怒る時 ページ21

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3年付き合って、初めて涼太の怒った顔を見た。




会社からの帰り道、私は知らない人に襲われかけた。




かけた、ということは間一髪のところで通りすがりの人に助けて貰ったが




涼太が来た時、私の手は震えていた。






恐怖？いや、分からない。





寒いからってことにしておこう





A｢ごめんね、涼太来て貰っちゃって笑｣





宮舘｢…何もされてない？A、どこ触られたの？｣




A｢えっと、普通に腕とお腹…｣





後ろから抱きつかれて襲われそうになった、






あの時、身体が動いてなかったら、通りすがりの人がいなかったら…





宮舘｢…なぁ、｣





A｢ん、？｣





宮舘｢Aをこれ以上傷付けられたくないんだよね｣






すると、ぎゅっと抱き締めて






宮舘｢犯人、俺が社会から抹殺してやる…もう二度と平気な面して出歩けなくする｣






涼太、犯人ね、





私の上司だったんだよ。







A｢犯人さ、｣





宮舘｢ん？｣






A｢私の上司だったの。



一瞬だけど見えた。｣







すると、手首を掴んでそのまま家に帰って、触られたところ全部、全部上書きするようにキスをする




その日は優しく、抱かれた。





次の日、いつも見ないスーツ姿の涼太






宮舘｢起こしちゃった？｣





A｢んーん…ってか、涼太。｣






宮舘｢…今からアイツのところに行く。




Aのことをこんな目に遭わせたアイツを潰す。｣





背中に腕を回して怒っている涼太の首筋にキスをする

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