俺だって＿Ren ページ9
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昔から甘えん坊で泣き虫だった。
A｢…泣いてないもん｣
目黒｢お前、そんな強がんなって。｣
彼氏に振られた時も友達に裏切られた時も俺が1番そばにいた。
まぁ、彼氏の件に関しては俺が邪魔しただけだから
だって、取られたくないじゃん？
目黒｢泣き顔ぶっさ笑笑｣
A｢うるさいっ！｣
俺がいないと生きていけなくしてやりたい。
目黒｢なぁ、A？｣
A｢ん？｣
目黒｢傷付くことがあっても…俺はそばにいるから｣
A｢何それ。｣
目黒｢あと、死ぬまで守ってやる笑｣
A｢重いな笑｣
精一杯の告白のつもりだったのに。
全く意識されないから辛いんだよ。
もう、幼馴染辞めたい…
A｢蓮、報告あるの。｣
彼女からの報告はいいものと嫌なものに分かれる。
目黒｢なに？｣
A｢私、恋愛ドラマの主演決まった｣
嬉しいようで複雑だった。
目黒｢そっか、おめでとう。｣
なぁ、相手役誰？相手役、、教えろよ、
すると、マネージャーが楽屋に来て咄嗟に携帯を伏せた。
目黒｢なに？！どうしたんすか、走ってきて…｣
ﾏﾈｰｼﾞｬｰ｢れ、｣
目黒｢れ、？｣
ﾏﾈｰｼﾞｬｰ｢連ドラ決まったんだよ！あの高視聴率の女王の望月Aと！｣
え、まさか、
目黒｢恋愛ドラマ…すか？｣
ﾏﾈｰｼﾞｬｰの｢そうだよ！え？なんで？｣
俺は喜びが隠せなかった。相手役が俺？
A｢…切るか。｣
喜びを伝えようと電話を見ると
目黒｢切れてる…｣
あー、でもめっちゃ嬉しいわ。
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作者名：人狼です
| 作成日時：2022年11月23日 15時
