〇〇恋×Snow Man=キュン？ (ページ14)

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行き場のない恋×黒ページ14

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目黒｢本当に申し訳ないんだけど、、撮影長引いて誕生日1番最初に祝えないわ。｣

さすがに仕事なら仕方ない。

私は芸能人の彼と付き合ってる

仕事と自分を天秤に掛けるなんてできない

付き合えてるだけいや、会話出来てる時点でありがたいと思わないと。

せっかく、いいホテルを取って隣の部屋に泊まっていて…

A｢ほんと、壁があるみたい…｣

寂しい…着ていた服を脱いで、メイクを落として…

寝る準備をした

ただ、行き場がなかった。

遠距離恋愛中で久しぶりに会えたのに

泣きそうなのを我慢してぐっと堪える

普段会えないのにこんな感じで我慢しなきゃいけない

脳で理解しても苦しい

A｢…我慢しなきゃ、蓮は忙しい。我慢して…私が我慢したらいいんだ｣

ただ、私はワガママなのかもしれない。

寂しいから明日は一日中、蓮といたい

色々なところに行きたい

行き場のないこの思いは蓮に伝わらないだろうな。

そもそも伝えようとも思えないし

12時の1分前まで、期待してる自分がいる。

来るはずもないのに

ホテルのインターホンが12時が少し過ぎた頃にうるさいくらい鳴った

A｢え？｣

ドアを開けると走ってきたのであろう、息を切らした蓮がいた

目黒｢ごめん、遅くなって！｣

私は思わず抱き着いた

目黒｢…っ、ほんと、ごめんね。｣

私、このまま幸せになれる？

蓮は綺麗な人と出会って、もっと幸せになれる、？

A｢ごめん、蓮…｣

目黒｢ん、？｣

A｢私、ワガママ言っていい？｣

目黒｢おう、もちろん。｣

A｢もう、別れよ｣

私はこうしないと蓮の邪魔になる行き場が無くなったから伸び伸びと仕事できるんだろうな

目黒｢…誕生日遅れたから？｣

A｢違う。…私がワガママで蓮の仕事の邪魔したくない｣

私はこの日、行き場のない恋に終わりを告げた