リア恋の鬼-Tatsuya Fukazawa-

観察中 ページ18

．






A｢はぁ、、｣






最近、身に起こるようになったこと






忘れ物、幻聴。







忘れ物は持ってきたと思ったものを忘れてたり何故か学校に置いてあるはずのものがなくなってたりしてさ？








幻聴はそのまんま。ネガティブなことを言われて








今日もまた、体育着を忘れた。








ただ、忘れたって訳でもなかった。





ゴミ箱に捨てられてた私の体育着





あの幻聴も全部、嫌がらせだったのかな？






深澤｢…なぁに、どうした？｣






隣にいた深澤くんは優しい声で聞いてきた







A｢別に、何も無いよ｣





なんで何も言えないの？






笑顔で答えれてる？






すると手に持っていた体育着を見て、







深澤｢誰にやられたの。｣





と見たことない表情で聞いてきた





A｢誰にもやられてない…やられてないから、｣




すると頭をポンッと撫でて





深澤｢だぁいじょうぶだって、俺がAちゃんのこと守るからね？｣





深澤くんは誰にでも優しいから辛かった





深澤くんのジャケットを握って





A｢助けて、｣






そう言うと抱き締められる勢いで頭を撫でられた







深澤｢ん、了解｣






手を握って、向かった場所は校長室






深澤｢失礼します。｣





そう言って、入って嫌がらせのことを何故か校長に全部伝えてた。





出た後、





A｢なんで校長に…｣





深澤｢担任は役に立たねぇから。よし！じゃあ、サボろっか。｣






そう言って保健室に向かった。






先生も誰もいない保健室で1番、端のベッドに座ったグラウンドでは私たちのクラスが体育をしていた。







制服のジャケットを脱いで近くの机に置くと深澤くんは口を開いた








深澤｢Aちゃん、俺のせいでごめんね｣







なんて。







A｢なんでよ。｣





✍️嫌がらせの原因は深澤くん？

観察中→←観察中

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す