リア恋の鬼-Tatsuya Fukazawa-

観察中 ページ14

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クレーンゲームをした後、カフェに寄って向かいあわせで話し込んだ。



A｢深澤くん、今日部活サボっても大丈夫だったの？｣




ずっと心配だった。だって






深澤くんのファン多いし、人気だから





深澤｢あー、別に今日1日ぐらいは良いかなって。｣





A｢そっか。｣






すると、頭をポンっと撫でられて






深澤｢でも、毎日Aちゃんが応援に来てくれたら俺めっちゃ頑張れる｣




ずるい、本当にこの人リア恋だよ。






A｢き、気が向いたら！！！｣







するとふはっと笑ってこちらを見つめる。








深澤｢ほんと、かあいい｣




恥ずかしくなり、下を向くと目線を合わせてきた






深澤｢Aちゃんはぁ、今日はなんでいつも以上にかあいいの？｣






見つめられる度心拍数がとても上がってしんどい





A｢…えっと｣






言葉が出ない。







A｢好きな人の周りの人が可愛くて…｣





本当に羨ましかった。周りの女の子達が可愛くて、優しい子が多くて






深澤｢そっかぁ。





好きな人の為に努力できてAちゃんはすごいよ。俺だったら、惚れる。｣







ずるい、惚れてよ。






深澤くんはブラックコーヒーを飲みながらつぶやく。







A｢深澤くんって、意外だね。｣






深澤｢ん〜？なにがよ笑｣





A｢ブラックコーヒー飲めるとか大人だなぁーって｣





すると、ふはっと笑って






深澤｢Aちゃんのお口がお子ちゃまなのかもね〜笑｣





そう言って両頬を片手で掴んだ。





所謂、ほっぺムニッ






A｢私は…紅茶の方がしゅき…｣






すると頭をポンっと撫でて






深澤｢ごめんごめん笑




かあいいからめっちゃからかっちゃった笑｣






からかわれるの苦手なのに






深澤くんなら許せちゃうの、不思議だよね







✍️深澤くんといる時間が楽しい

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