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エイトさんは、寛之のことをあしらって
どこかに行こうとするとちょうどバーから
美尊が出てきてしまった。
「旺太郎?!」
「あっ...」
あんな嬉しそうな美尊...。
前まではあの顔を、尊氏さんにしか
向けていなかったのにね。
「寛之?」
寛之は、エイトさんの手から
カセットを取ると、私の腕も掴んで
どこかに走り出した。
『ちょっと寛之?!どこ行くの?!』
「いいから一緒に来て!」
寛之と一緒に来たのは乗馬倶楽部で。
...なんで乗馬倶楽部?
ここで尊氏さんと待ち合わせしてるの?
『尊氏さんが来るの?』
「うん。ここで、話をしたらきっと尊氏さんなら分かってくれると思うから」
ねぇ、寛之。
寛之は、本当に尊氏さんが
話をすれば分かってくれると思う?
...昔の尊氏さんなら分かってくれると思う。
でも、もし本当の尊氏さんが今の尊氏さん
だとしたら、寛之の行動は無意味だよ。
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悠ちん(プロフ) - 続きがきになります! (2018年3月29日 15時) (レス) id: 2eaddf172f (このIDを非表示/違反報告)
ちよ♪大貴love(プロフ) - 面白いし、この作品大好きです!更新頑張ってください!! (2018年3月17日 19時) (レス) id: c291aac6be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆう *、 | 作成日時:2018年2月14日 22時