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何とか完成した料理とジョングクさんが好きなお酒を用意して帰りを待つ
"もうすぐ着くよ"
その連絡の通知を見つめながら玄関でジョングクさんを待っていたら鍵が開く音がして、扉を開ける
jk「わっ、待ってくれてたの?ありがとう
ただいま」
私を見た瞬間、ふにゃっと笑う
かわいい
『おかえりなさい』
jk「御出迎えありがとう」
『こっち来てください』
料理早く見て欲しくて、ジョングクさんの手を引いてリビングに向かい待ちに待ったお披露目
jk「わーーー!え!作ってくれたの?!すご!材料あった?怪我してない?料理できるんだね!美味しそうお腹すいた早く食べたい!あ、その前に写真撮っていい?記念に!」
予想以上に喜んでくれたと思えば質問の嵐
『スーパーで買い物してきて作りました
料理はジョングクさんほどでは無いけどちょっとだけ
写真…ジョングクさんが良かったら』
jk「嬉しすぎる!本当にありがとう〜!」
子供のようにはしゃいで、作った料理を雑誌でも作るのかってくらい大量に写真を撮ってくれた
人に喜んでもらうってこんなに嬉しいんだ
jk「ねね、2人でも写真撮ろうよ記念に!はいこっち来て
いい?321」
パシャッ
画面に移るのは嬉しそうなジョングクさんと無表情の私
jk「可愛い〜Aすっごく可愛い」
写真だと言うのに1ミリも笑わない私を攻めるわけでもなく、文句を言うわけでもなくただ褒めちぎってくれるジョングクさんは本当に優しい人
jk「本当嬉しい!食べてもいい?」
『お口に合わなかったらごめんなさい』
jk「合わないわけが無いよ。いただきます!
ん!美味しい!プロ並みだね」
『良かったです』
これが幸せっていう感情なんだ
心がほわほわして、自然と口が緩む
ジョングクさんが嬉しそうにしてると私まで嬉しくなる
jk「1人で外出かけるの大丈夫だった?変なやつに絡まれなかった?」
『変な人はいなかったけど、やっぱり1人はまだちょっと不安です』
jk「そっかそっか 無理せずゆっくり慣れていこう
2人で色んなところに行こう」
『…行きたいです』
jk「遊園地とか買い物とかもいいね!公園でピクニックとか〜スポーツしに行くとかもしたい!カラオケとかゲーセンとかも行きたいなぁ」
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作者名:まる | 作成日時:2023年12月22日 3時