可愛い幼馴染み (ページ45)

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jk「どこいったんだよ…」

マネ「警察にもお願いしましょう。社長は事務所にもしかしたらAが来るかもしれないから、今夜は事務所に残るって」

jk「ゆう、かい」

マネ「それも無くはないわね」

もし、このまま見つからなかったら
もうこのまま二度と会えなくなってしまったら……

マネ「ジョングク君、今は余計なこと考えないで。
大丈夫。あの子は絶対無事だから」

僕が不安に押しつぶされそうになってるのを察したのか、僕の背中をバシッと叩く

jk「そう、ですよね… 僕は家付近をもう一度探してみます。ヒョンたちも今、必死になって探してくれてるのでマネージャーは警察のところへお願いします。」

マネ「ええ。」

マネージャーと別れてもう１回家や近所、事務所の回りなどを必死に探す

外はもう真っ暗で、スマホの灯りだけが頼り

jk「Aーっ！A！」

無我夢中で名前を呼びながら走り続け、気付けば家から少し離れた所にある大きな広場に辿り着いていた

海が見える広場のベンチにぽつんと見える人影

暗くてよく分からない

ゆっくり近付けば、そこにはベンチに座って海をボーッと眺めてるAがいた

jk「Aっ！！！」

良かった、無事だった

何してたの、なんでここいるの、聞きたいことは山ほどあるけどとにかく無事でいてくれたことが嬉しくて、思い切り抱き締める

jk「めちゃくちゃ探したんだよ……」

腕の中のAは体温が冷えきっていて、凄く冷たい

こんな寒い中、ずっとここにいたのか

「じょん、ぐく、、ごめんなさい、、」

jk「怖かったよね、寒かったよね、ごめんね
すぐ見つけられなくて」

泣いているのか、寒いからなのかは分からないけど肩を震わせてるAを強く強く抱き締める

jk「どうしてここにいるの」

「……事務所に行こうとしてたんだけど、いつも通ってる道なのに急に分からなくなって、パニックになって、、
スマホで連絡しようと思ったけど、カバンの中になくて怖くてっ、気付いたらここにいたの」

Aに何が起きてるのかどれだけ怖い思いをしたか

僕には全部をわかることができなくて悔しくてもどかしい

jk「ごめん、ごめんね。もう大丈夫だから家に帰ろう」

「ごめんなさいっ、心配かけて……ごめんなさい」

jk「謝らないの。何も悪くないから大丈夫だから
こんなに冷えきって、、帰って温かいコーヒーでも飲んで寝よう」

「うん、、」