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jn「帰りも迎えに来るから、終わったら連絡して」
「ありがとう」
あの日以降、オッパの過保護は加速して
送り迎えは絶対してくれるようになった
そして、ジョングクはもちろんメンバの人達に会うことも一生ない
オッパにもう二度と会わせないと言われたから
マネ「今日も、ジンさんが送ってくれたのー?
素敵なお兄さんね」
「、、はい」
マネ「というか、今朝の記事見た?ジョングクさん熱愛出てたのよ!」
「っ、、熱、愛、」
マネ「話によるとディレクターの娘さんなんだとか
ユノさんって言ってたかな、可愛らしい感じの子だったのよ〜それでね」
あぁ、そっか、
やっぱり私はただの遊び相手だったんだ
本命はそのユノさんって子で、私は単なる暇つぶし
分かってたはずなのに、知っていたはずなのに
いざ現実を突きつけられると頭が真っ白になる
マネ「らしいのよ〜って聞いてる?大丈夫?」
「えっ?あ、ごめんなさい。」
マネ「まあとにかく、Aも熱愛とかには気をつけるのよ?恋愛禁止って訳では無いけど、デビューしたてだし人気もかなりあるんだからね!」
「あはは、、気をつけます」
あんな酷いことをされたんだから、憎むべきはずなのに嫌いになるはずなのに嫌いになれない
好きって言ったら貴方は冷たく嘲笑って馬鹿だねって言うんでしょう
「ほんと、、、ばかだなぁ、、」
マネ「え?どうかした?」
「いや、なんでもないです
今日も頑張りますね」
マネ「無理しすぎない程度にね!明明後日はお休みだから、それまで働きまくるわよ〜!」
腕まくりをして張り切ってるマネージャーの後ろをついて歩く
もうジョングクって呼ぶことも、Aって呼ばれることもないんだね
ゆのって子がたまらなく羨ましい
少し前までは私だったのに、でも私はただの代わりで本命はユノさんだった
結局私は、"代わり"でしかなかった
その日はあまり集中できなくて、マネージャーさんには体調が悪いと嘘をつき早めに帰らせてもらった
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作者名:まる | 作成日時:2022年6月22日 22時