黄金マンネに推されてます。/02 (ページ6)

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マネ｢名声も、美貌も性格も、地位名誉も、知識も、信頼信用も遥かに上回ってるのに、あなたが本気で向き合えば、立ち向かおうとすればどうって事ない相手なのに！

私が好きだったAはどこに行っちゃったの？
そんなもんだったの？
今世紀最強アイドルって言われてた貴方は、こんなことでダメになってしまうようなアイドルだったの？｣

ただただ俯くことしか出来ない
何も言えない

マネ｢っっ、、しっかりしなさいよ！！！
見返してやんなさいよ！あの女を！あなたを貶す人達を！！こんなことでっ、へこたれるなんてあんたらしくないっ！！｣

｢っ、、、無理なんです、もうっ、前みたいに笑えないんです、｣

カメラの前で笑えないアイドルなんてアイドルじゃない

歌が歌えない、ダンスも踊れない、自己管理が出来てないそんなアイドルなんていないでしょう？

マネ｢明後日、スタジオで待ってるから
もし来なかったら、契約を終了させて欲しいと社長に伝えるわ。待ってるから、、｣

バタンっ

｢っ、、どうしろっていうのよ、｣

明後日スタジオに行かなければいい話
そうすればもう、周りの目を気にすることもないし
ヘナに怯えなくて済む

行かない、絶対に行かない、もう辞めるって決めたんだから

必死で自分に言い聞かせる

だけど、オンニの涙と言われたことが頭にこびりついて離れない

最後にもう少しだけ足掻いてみるのも悪くないのかもしれない

変えられるかどうかなんて分からない

むしろヘナに完全に消される可能性の方が高い

だけど、もう一度だけ貴方が好きだと言ってくれた

私になりたい失望させたまま終わりたくない。