3『心のこもったストラップ』 ページ26
『沖矢さん！』
ドアが開いたと思ったら鍋を両手に沖矢さんが入って来た
どうやらカレーのおすそ分けに来たらしい
子供達は沖矢さんに事情を説明して車を出してくれるかお願いした
「残念ですが車はこの後使う用があるので…」
『まぁ、簡単にはいきませんよね』
「でも、この家のそばに見慣れた車が停まっていたから彼に頼めばいいのでは？」
「見慣れた車？」
「白い…RX-7ですよ…」
『…っえ』
そ、それってもしかして…
アタシの頬を嫌な汗が伝った
「あーー！やっぱり！安室さんだー！」
予感的中
なんで毎度毎度彼と会うんだよ!!
やばい…あの事もあって全然顔見れない…
「ここで何してるんですかー？」
「この辺をドライブしていたら眠くなってしまって…少し仮眠を…」
彼はチラッとアタシに視線を向けて子供達に問いかけた
「君達こそどうしたんだい？…Aさんもいるようだけど」
沖矢さんに説明した事をそのまま安室さんにも話し千槍駅まで送ってくれるように頼んだ
アタシは凄く帰りたいけど…
「私からもお願いします」
「まあ、ここを離れたくない理由が他にあるなら…仕方ありませんが…」
「えぇ…もう少し仮眠を取っていたかったんですが残念です…ここはゾクゾクするほど寝心地がいいんでね…」
な、なんか怖いんですけど…
なんかとんでもない人に好かれてしまった気がするよ…
おまけ
『…ねぇ、アタシは帰って』
「Aさんは助手席にどうぞ！新しくシートを買い変えたんです」
『え、あ、いや…』
「遠慮なさらずに」
『ちょ！』
安室さんに無理矢理助手席に座らされるAがいたんだとか
「「Loveの予感〜〜！！」」
「(ここでイチャつかないでくれ…)」
4『心のこもったストラップ』→←2『心のこもったストラップ』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハロ - なんでアタシのままにするんですか？違和感しかありません。なのでこれより先を読むのは辞めます。面白かっただけに残念です。 (6月4日 18時) (
レス) id: d10d627114 (このIDを非表示/違反報告)
ハロ - なんでアタシのままにするんですか？違和感しかありません。 (6月4日 18時) (レス) id: d10d627114 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - 全然気づいてませんでした…特に意味は無いのでこのまま「アタシ」のままで書きます！すみません(._.) (2023年4月16日 19時) (レス) id: 8801ab21e7 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - ホントだ変わってる… (2023年4月16日 19時) (レス) id: 8801ab21e7 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 何故一人称が変わってるんですか？気になります (2023年3月2日 22時) (レス) @page15 id: 14416ebd48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリ | 作成日時：2022年9月25日 22時
