転生先はめちゃくちゃ平和な世界でした。【12歳。】

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･


いや、小学生相手に傷つかないよ。

そんなに弱くないわ。


奥でざまぁみたいな顔で笑ってる心愛がウザイぐらいだわ。


｢おい、高尾何すんだよ！｣


視界が暗くなったから、え、と思うと、

目の前に高尾がいた。



｢先生来てるし。｣

そう高尾が言うと、先生も


｢何やってるの！｣


と言った。

先生がいたことに気がつくと、やべ、とかいう声が聞こえ、慌てて皆席に座った。

高尾とすれ違い際に、頭を撫でられ、


｢気にするなよ。｣


と言われた。


その言葉にどこか安心する自分がいたことに驚いた。


心愛、睨んでるのめちゃくちゃ見えてるから。


本当に最近の小学生はませてるけど、頼りになるなと思ったのは私だけの秘密だ。


･


｢どうしてうちのクラスはこんなに男子と女子の仲が悪いの？｣


｢や、なんでって聞かれても。｣


｢男子と女子だからどぅうぇーす！｣


お前らほんと仲良いね。

以心伝心してるんじゃない？


ていうかこれってあれでしょ、高尾と花日が屋上でキスする時のでしょ。

もうかぁ早いなー。ま、頑張れ若者たち。


｢先生決めました。来週リコーダーのテストするって言いましたよね？そのテスト、隣の男女ペアになって受けてもらいます。｣


ええ〜〜!!?


わぁめっちゃ嫌がるじゃーん。


｢しっかり2人で練習して下さい｣


先生逆にめっちゃ笑顔だし。

これぞ悪魔の微笑み。


って私隣居ないやん。


｢せんせー！心愛は高尾くんとがいいでーす！｣


｢好き嫌いはダメです。隣の席の人とガッツリ仲良くなってください。｣


微笑みからの悪魔の囁き。

Oh…


あ、


｢先生。私隣の席の人居ないんですけど、どうすればいいですか。｣


｢あら、そうねぇ…じゃあ美作さんは後ろの席のペアと混ざってくれる？｣


｢分かりました。てことで宜しくね、花日、高尾｣


｢うん！宜しくね！｣｢宜しく｣


えーこれじゃあ2人の邪魔になっちゃうよねーどうしよう…


用事があるからって帰る？でもそれが毎回は合わせられないしなぁ…


｢Aちゃん行こ！｣


この笑顔で言われたら誰でも断れないよねぇ。

ごめんね高尾。



＊ ＊ ＊


テンションが社会人では無いのは気にしないで下さい。

所々花日や結衣ちゃんの出番を取ってるのも気にしないでください。無理な方はbrowserbackして下さい。

ちょっと夢主が変態っぽい？
作者の小学生の頃のことと比較して書いてますんでそこも無理な方はbackを…

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