優しい王子様【kn】 ページ11
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※死ネタ要素有り(対象:sha)
＿婚約者が殺された、私のことを庇って目の前で胸元を斬られて、、手にこびりつく血が彼の死を実感させる、彼は優しかった、婚約者の私を第一に考えて、大好きだった、将来彼と結婚することが決まっていて嬉しかったのに、どうして私を置いて行ってしまうの？どうせなら私も連れていって欲しかった
「＿おいお前、大丈夫か？」
牢屋に投げ入れられた私を受け止めてくれた人を見て驚く、この国の王子様、何故此処に？そう問いかけたいけど上手く言葉が出せない、まだ婚約者が死んだことを受け入れられていないみたいで涙が溢れ出す
「…え？は？ど、どないしたん」
『っ‥ごめ、なさい』
「…全部吐き出しや、溜め込むんは良くないと思うぞ、今は身分の差とか気にすんな」
『っ…しゃ、おろん様がッ、、』
((「大好きやで、A」))
((「Aッ!!く"っ‥にげ、ろっ」))
((「────には気を付けろ」))
太陽のように微笑んで私の名前を呼んでくれる彼、手を繋いで歩いて、時には草原を駆け回ると言うやんちゃを二人でしたり、、彼との一時は掛け替えのないもの、それを壊された、あぁ、彼は誰に気を付けなさいと言っていたんだっけ？思い出したいのに思い出せない
『ﾋｯｸﾞ‥わた、し、も、いっ、しょに、逝きたかっ、た、のにっ…ど、うしてッ、、』
「…お前はそいつに生かされたんやろ、託された思い否定して、お前はそいつの行動を見下したいんか？それとも無責任やと罵りたいんか」
『ちがっ、!!』
「だったらもう嘆くな、そいつの行いは正しかった、婚約者一人守れるような立派な男、早々居らんぞ？誇れ、お前は愛されとった」
『っ…は、い』
一瞬何か引っ掛かったけど‥私を励ましてくれるコネシマ様は背中をそっと撫でてくれる、冷酷だと恐れられている彼とは思えないほど優しく思いやってくれる彼に胸が温かくなる、その後無事に王城の兵がやって来て保護してくれた、シャオロン様の葬式で初めて彼とコネシマ様が幼馴染みだったことを知った
「＿A、今日は何したい？」
『えっと、、お茶会が良いです』
「そうか、なら茶飲もか、コップ三つ用意してくれ」
『…ねぇ、コネシマ様』
「ん？なんや？」
『…ありがとう』
まだ立ち直れていないけれど、私を配慮してくれる彼に何処か惹かれてしまっているのもまた事実、撫でられる頭に頬が緩んだ
＿＿優しい王子様に出会えて本当良かった
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【黒豹】@鬼 zm推し(プロフ) - える＠zmさん推しだよさん» ありそうですねw (2022年4月12日 7時) (
レス) id: 9147c4c152 (このIDを非表示/違反報告)
える＠zmさん推しだよ - knさん・・・なんのアイコンなんだろ・・・チワワとか？ (2022年4月12日 1時) (レス) @page8 id: e3b5dbfb6e (このIDを非表示/違反報告)
【黒豹】@鬼 zm推し(プロフ) - 桜の穂さん» それは凄く嬉しいです!!落ち着いたら更新します!! (2022年1月22日 17時) (レス) @page2 id: 9147c4c152 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 大好きです…shaちゃんはまってるので、ずっきゅーーーーんなりました()更新待ってます!!! (2022年1月22日 17時) (レス) @page2 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
@鬼 zm推し(プロフ) - 遥さん» はい、そう言って頂けて嬉しいです!! (2021年8月9日 10時) (レス) id: 9147c4c152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@鬼 zm推し | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7af1a9576d2/
作成日時：2021年8月8日 15時
