腹黒彼氏の恋人疑惑は本当です Ⅰ (ページ25)

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『断る訳ないじゃんっ‥!!』

「っ‥ほんと、？結婚したら変えられないよ、俺に一生捧げても良いの、？」
『ともになら私の全部捧げるよっ、!!』
「～ｯ!ありがと、う、俺もAにだったら全て捧げられるよ」

お互い抱き締め合って体温を確かめ合うように身体を重ねる、結婚したいと言う願望が無い訳じゃなかった、したらどうなるんだろうとかよく考えていたし、そしてプロポーズされた今だから言える、、きっと結婚したら今よりも幸せになるって、だって胸が暖かいんだよ？嬉しくてどうにかなってしまいそうなんだよ？

好きな人との結婚は何よりも嬉しいことで喧嘩するかも知れないしたり不安を抱えたりするかも知れないけど、結婚したら夫婦だから離れられない絆で結ばれる＿なんて幸せなんだろう

『ふふ、んふ、挨拶とか行かないとね』

「驚くだろうなぁ、Aと付き合った報告しただけで腰抜かしてたし」
『私のところはどうだろう』
「俺お義母さんとはお会いしたけど、お義父さんとはお会いしたこと無いんだよねー‥反対されたらどうしよ」
『二人とも優しいからきっと大丈夫』
「もし反対されても諦めないからね」
『うん、私も反対されないように頑張る』

「Aは断られる訳ないでしょw」

彼はそう言って私の頬に手を添え微笑む、その手の上に自分の手を合わせて私も笑えば彼は嬉しそうにして顔を近付ける、目を閉じて感じる柔らかい感触、、ほんとに嬉しすぎて泣いてしまったのは言うまでもない

「＿やっぱり豪邸!!入りずらい、、」

『私達の家と何ら変わらないでしょ』
「いやAの実家の方が何倍も豪邸だからね!?(ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ_ って勝手に押してる!!?」
[はい、どちら様でしょうか]
『とも』
「うん‥Aさんとお付き合いさせていただいてる赤井友(あかいとも)と申します、この度はご両親にお話したいことがあって来ました」
[畏まりました、ただいま門を開けます]

お手伝いさんの声が聞こえた後、門が開いて二人で玄関までの道を歩く、そして扉を開けるとクラッカーの鳴る音に出迎えられた

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