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ともside
「＿いつ結婚するの？貴方達」
「えっと、、」
「あ、別に急かしている訳じゃなくてね？単なる疑問よ？Aからそんな話聞かないから気になって‥それにそろそろ孫の顔見たりしたいわ」
「あの、まだそう言うのはちょっと…」
「なんで？今年で六年間‥だったかしら？そんなに付き合っていて逆に結婚までよくいかないわね、あの子に何か不満あるの？」
「い、いえ!!不満どころかいつもお世話になって良いところしかないです‥」
Aに不満なんてない、寧ろ理想の女性、でも結婚…んー、中々考えられない、いやする必要って実際あるの？とか考えちゃう、だって現状に満足してるし、、そんな考えが読めたのかAのお母さんはお出しした紅茶を飲んで溜め息を吐く
「あの子楽観的な部分あるから決めがたいのは確かよね、、でも夫婦として籍を入れること、前向きに考えた方が良いわよ？」
「はい‥」
「あの子は美人、仕事でも成功してるし引く手あまたの女性なの、彼氏ってのはあやふやな存在、簡単に言えば普通に捨てられる存在なのよ」
「捨てられる、、」
「Aはしないと本当に断言出来る？別に貴方に飽きたから捨てる以外にも理由は色々あるわ、もし貴方を社会的に殺すと脅されれば？貴方を大切に思っているあの子はきっと躊躇なく自分の心を殺して捨てる、そう言う人間だって知っているでしょ？」
確かにAはやる時はやる人間、普段ほんわかとしているけれどもしそうせざる終えない状況だったら…考えただけでゾッとする
「でも結婚していれば早々狙われることないわ、それに貴方の後ろ楯に私達と言う社会的に有利な立場の人間が着くのは諸分かり」
「………」
「あとは何でしょうね、優越感かしら？夜桜Aの苗字が貴方の苗字になる、彼女が赤井Aだと名乗っているところを想像してみてご覧なさい？結構な優越感に浸れると思うけど」
「っ…//」
「あの子たまにテレビ出るでしょ？そこで薬指に貴方との結婚指輪を付けていく、Aは貴方のだって周りには伝わるわ、まぁ、此処まで言ったけど後は本心次第、孫の顔を早くみたいけど初めに言った通り強制するつもりなんてないから、それじゃあ私は帰るわね」
「Aには会わなくて良いんですか？今同窓会行ってますけど、そろそろ帰ってきますよ？」
「良いのよ、宜しく伝えておいて？」
そう言い帰ったお義母さんを他所に俺は暫く悩んだ
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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作者名：@鬼 zm推し | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7af1a9576d2/
作成日時：2021年8月6日 1時
