腹黒彼氏の恋人疑惑は本当です Ⅰ (ページ14)

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「＿お前方向音痴やねんからどっか行くな!!てかなんで此処にお二人が居るんです!!?」

「デートで大阪に来たんだよ」
「そうなんですか、、初めまして桃瀬豚平(ももせとんぺい)です、主役は我々だと言うグループではトントンと申します、お好きな方でお呼び下さい」
『夜桜Aです、ともがお世話になっているらしく、、いつも有り難う御座います、私のことも好きにお呼び下さい』
「ゾムです!!本名鳥井希(とりいのぞむ)!!ともさんから惚れ気話よく聞いてるから親近感凄いっすねw」
『あ、クリソ…ですよね？此方こそよく話聞いているので親近感ありますよ』

主役は我々ださんと偶然出会いお互い自己紹介しながら連絡先を交換する、そして世間話を少々してからお別れをし私達はジュ○シックパークの水で濡れる乗り物の列に並ぶ、一応レインコートは持ってきているので直前で羽織り椅子に座って荷物を足元に置いた

初めは恐竜達の紹介、彼と手を繋ぎながら聞いていると暗闇に入って徐々に上へ上がっていく

「怖かったら目閉じなよ？」

『怖くはないと思うけど‥水で濡れるよね』
「まぁ、それも醍醐味ってことで」
『うん‥』

ｶﾞｧｧｱ!!_

『わっ!!』
「「「キャー!!!」」」

ティラノサウルスが最後出てきて突然急降下、繋いでいる手に力を込めてジェットコースター特有の浮遊感を感じながら身を任せればもうずぶ濡れ、、服はまだしも鞄普通に濡れた、顔も髪も、、後でセットし直そう

「めっちゃ濡れたねw」

『ホントそう、、乾かさなきゃ』
「濡れてるAも可愛い」
『ふふ、ありがとう』

彼に頭を撫でられて自然と頬が緩む、使い捨てのレインコートはゴミ箱に捨ててお手洗いで化粧直しとドライヤー(持ち運び用)で髪を乾かすと言う作業を終えてから外に出て壁側に立っていると声を掛けられて見ていたスマホを下ろした

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