【d!】勘違いからのすれ違い［zm］ (ページ7)

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「いやぁ!助かったわ!!」

『ふーん!当たり前でしょう!』

大先生からスタートでシッマにシャオロンの書類を手伝っていった。残りはゾム‥

『‥手伝う』

「ん」

書類を半分(以上)持っていき始める。
隣に座るのは気が引けたのでひと席開けて座ると彼が詰めてきた。

「‥好き」

『～ｯ!』

「大好き。離れないで」

猛スピードで書類を終わらせる。
こんな甘い言葉聞いていられない誘惑しないで欲しい。

ﾁｭｯ_

『‥はぁぁぁあ!?!?』

「「「!?!?」」」

「え、ど、どうした!?」

『え、あ、だ、大先生の足元!!』

みんなが足元に注目する‥
そして丁度良く大きなGがカサカサとタイミング良すぎじゃね？

「うわぁぁあ!!!」

「ｱｰﾊｯﾊｯﾊｯw やば!w」

『私無理やから!!さらば!!!』

私は生徒会室を出ていく。
校門を出て肩で息をしていると肩を叩かれる。

『ん？‥なんで居んの!?』

「え？追っかけてきたんやけど‥ちょっ!逃げんでや!!」

私は必死になって逃げた。
公園に着いてベンチに座り息を吐く

「‥逃げんなや」

『ひっ!?』

「なんで逃げんのよ‥俺のこと嫌い？」

悲しそうにゾムは此方を見た。
なにか声を掛けようとした時ゾムを呼ぶ声がした。

「ゾムくん？あ、Aちゃんも居るじゃん!!」

『ごめん!!』

「え!?」

私は再び走って逃げた。
後ろを向いても彼は‥追いかけてきていなかった。やはり私より…

『あの子が大事だよね』

分かっていたのに‥涙が溢れちゃうよ

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