【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ10)

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『_そこ、踊り方が違う』

zm「おん‥こう？？」
『そう』 sha「A 此処は？」
『側転は普通に練習してくれ』

休日に生徒会役員共にダンスを教える
一通り台本を見てみたが普通に踊れるやつ、何が苦労してるのかが分からん。

『コネさんロジャーラビット出来てない』

kn「んぇ？やってへん？？」
『全然やってない』
kn「マジかぁ‥一回見本見せてや」
『動画見ただろ？』
kn「Aのが見たい」

それが本音だろ？？
そう思いながらキャップを被り直して踊る。それが終わればコネさんにやらせる。

『少し自主練しててくれ』

私は彼らにそう言って部屋を出る
豪邸を歩き回って使用人に台所を借りる許可をもらう。食材もくれるそうで冷蔵庫を覗く。

小腹が空いたからサンドイッチでも作ろうとしてたんだが‥折角ならアイツらの分も作るか？？

kn「_なに作ってんの？A」

『ん？サンドイッチをね』
kn「そうなんや‥もう作れたん？？」
『作れたけど‥食べる？コネさん』

彼にサンドイッチを一つ持って言う
頷くから口元に持っていくと彼はパクッと食べる。美味しいのは頬を緩ませている。

kn「幸せやなぁ‥あっ、旨いで」

『そう？なら良いけど』
kn「いつも通りや。くれる弁当も旨いし」
『いつも完食してくれるもんね～作り始めてから料理がより楽しくなったよ』

彼にはお弁当を作って行っている
頼まれた当初は面倒だったが‥凄い笑顔で完食されると此方も嬉しくなる。

kn「そや、また部活の合宿来てくれん？」

『合宿？コネさんなに部なの？？』
kn「サッカー部やで」
『そっか、それでなんで？』
kn「また他校と合同練習のために旅館に泊まるんよ、それでAと二週間くらい話せへんのは嫌やから‥」

『電話すればいいのに』

kn「使用時間は限られとるから」
『ふーん‥それ、私が行っても大丈夫？？』
kn「俺らのマネージャーとしてなら、俺らマネージャー取ってへんからさ。来てくれると助かる」
『取れよ‥まぁ女子問題だろうがさ』

私はサンドイッチをワゴンに乗せてそう言う
生徒会役員がいたら女子は誰でも入りたいわな‥コネさん、特にイケメンだしな、、

(続く)

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