【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ25)

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『_ふぅ‥出来た』

時は過ぎてクリスマス前日
両親のお墓に挨拶へ行って自宅に帰り、作りかけの《マフラー》を編んだ。

完成した水色のマフラーを袋に入れる
リボンで口元を縛り鞄に入れながら今日の準備をする、コネさんの家で一夜を過ごすのはなんだか恥ずかしいが‥折角彼が誘ってくれたんだ。

服を着替えてピンヒールサンダルを履く
ロングワンピースが変になってないか確認してファーを着直す。

彼が指定した待ち合わせ場所で待つ
スマホを弄っていると後ろから手が伸びてきて私の目元を隠す。

？「誰やと思う？？」

『コネさんでしょ？』
kn「せやで～おはよ、A」
『おはよ、コネさん』

彼がパッと手を話して私と向かい合う
手を繋いで歩き彼の家へと私達は向かった、冬休みに入って余り会えていなかったから新鮮で幸せ。

kn「Aは今日も美人やな」

『唐突だね‥ありがとう』
kn「Aは何でも似合うし、化粧したら一瞬誰かと思うくらいになるで」
『そんなに？？』

自分が美形なのはコネさんに言われ慣れているけれど‥そんなに褒められると照れるしかなくなるんだが…？？

kn「綺麗過ぎて警戒してまうわ」

『え？警戒？？』
kn「他の男に取られそうでな、Aのこと周りはめっちゃ見てんで？俺の彼女やから取らせへんけどな!!」
『それを言うならコネさんもでしょ？』
kn「そうか？」『自覚なしイケメンめ』

コネさんの方がいつ取られるか心配になる
女子は余裕で人の彼氏取ろうとするし、誘惑しようとするし‥彼が夢中なのは私だけと知っていてもだよ？不安になるのは仕方ない。

kn「まぁお互い誰にも渡す気はない、ってことやな!!」

『ふふ、そうだね』
kn「あっ、着いたで!此処が俺ん家や!!」
『一人暮らしだっけ？』
kn「せやで？んじゃ、入ろか」

一人暮らしにしては大きな家‥
そう思いながら一軒家にお邪魔して荷物を置く、するとそれを彼が上へ持っていく。

kn「寝室は俺と一緒やからな」

『え、うん‥良いけど…』
kn「荷物は‥此処置いとくか」

寝室の扉を開けて彼は荷物を置く
そんな彼を他所に私はベッドに置いてあるエ□本を見る。初めて見たけど‥うん、恥じらいしかないな。

kn「ちょっ!何、見てんねんっ!!//」

『男の子ってこう言うの好きなんだ』
kn「いやっ‥否定はせんけどっ…//」
『てかさ‥出てる子、私にそっくりなのはなんで？？』

そう言えば彼はより顔を真っ赤にする

(続く)

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