【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ18)

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kn「断言出来る。俺はAを一生好きでいる」

『っ‥そんな自信、私も欲しいな』
kn「Aが好きなんは結構前からやからな!!それに鬼姫としての時も俺は好きやで？？」
『ほんと‥それはお前くらいだよ』

諦めたように笑えば彼は嬉しそうに笑う
私の隣に座る彼の膝に顔をおいて瞼を閉じる、不安だった心が癒された。

『誓え、今此処に』

kn「何を？？」
『私を裏切らないと、誓うんだ』
kn「んふ、ええで‥俺は誓う。Aを裏切ることなんて絶対にしない」
『‥私も誓おう、お前が裏切らないのならば…お前を守り,好きで居続けることを』

視線を合わせてそう言うと彼の顔が近付いてくる、受け入れるようにすればリップ音と共に唇に柔らかい感触がする。

kn「‥A 踊ろうや」

『突然なんだ？』
kn「音楽、聞こえるやろ？？」
『あぁ‥いいぞ、踊るか』

立ち上がれば彼が手を差し伸べてくる
私はその手を取り共に踊る、幸せな一時(ひととき)‥このまま続けば良いと私は思った。

kr「_鬼姫、気を付けてね？？」

『ん？突然どうした？？』
sng「最近、ここら辺を徘徊してる新興宗教団体が居るんですよ。噂では目的は鬼姫さんだとか」
『へぇー‥まぁ、警戒しとくよ』

日常組とそんな会話をする
新興宗教、か‥キリスト教とかと違って歴は短いものだが彼らが気を付けろと言うくらいヤバいのか？？

時間が過ぎて私も家へ帰る時間となった
バイクに乗って帰っていると気配を感じて止まる、複数人‥私を囲むようにしているな？

『出てこいよ、気付いてるから無駄だぞ』

「ｸｸｸ‥そうでしょうね」
『それで何用だ？私は家へ帰りたいんだが』
「そんなこと、出来ないようにしてやりますよ」

一台のバイクが突っ込んでくる
私は咄嗟にバイクから飛び降りて受け身を取ると爆発音と共にバイクが燃える。

『完全に殺す気満々だな』

「余り抵抗しないで欲しいのですが」
『それは無理だなっ!!』
「やはり邪教徒の始祖なだけはありますね？その強情さ、醜くて反吐が出ます」
『邪教徒の始祖？んなもん知るかっ!!!』

武器を持って走ってくる奴の相手をする
コイツら弱いくせして人数だけは凄いな‥一人にこんな量でかかってくるかよ、普通。

『_くっ‥ふぅ、ペッ』

口内の血を外に吐き出す
何時間経っただろうか‥日が完全に落ちて真っ暗だ、夜目が利いて良かったぜ。

(続く)

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