【d!】苛めてくる奴の彼氏奪いました Ⅰ (ページ10)

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見たい見たい見たい見たい見たい_
私は高揚で熱くなる自分の身体を抱き締めて舌舐りをする。

kn「‥んはは♡ええやんっ‥♡」

捏島は近付いてきて私にそう言った
私を引っ張って床に押し倒すその瞬間に理解する‥《コイツも同類か》

kn「そのために俺を利用すんねやろ？Aのためなら利用されても構わんで♡やけど俺の気持ちは本当や。Aのことが好きやねん。だから俺が高校を卒業するまでにお前を惚れさせられてたら結婚しよや」

『結婚？壮大な話だな』
kn「そうか？俺は傍に居たいだけや」
『ふーん‥まぁいいよ♪』
kn「よしっ!確認やけど今は俺のこと好きやないんよな？？言い方の感じ的に」

『察しの良い男は好きだよ♡さて契約は契約‥書類なんか作るわけじゃないが何か証拠を…そうだ』

私は鞄のチャックを開けて黒羽を呼ぶ
捏島に一度離れてもらってから服のボタンを外した。

『黒羽噛め』

黒［ｼｭｰｯ‥］
『私の願いだ聞いてくれないか』
黒［ｼｭｰｯ‥ｶﾞﾌﾞｯ_］
『っ‥黒羽完璧だ』

黒羽が私の項(うなじ)に噛み付いた
ペロペロと跡を舐めるので擽ったくなる黒羽が首に緩く巻き付いて私の頬を舐めた。

『私が頼んだんだ気を落とすな』

黒［ｼｭｰｯ‥］
『今度はこの男を項を噛んでくれ』
kn「え"‥俺蛇に噛まれんの?!」
『私とお前の契約の証だが？大丈夫だ痛みはすぐに収まる。毒も注入しないでくれるさ』

kn「え、えぇ‥まぁしゃあないか…」

捏島は服のボタンを外して椅子に座る
私は項の部分を捲って黒羽に見せる黒羽は捏島の場合躊躇なしに噛み付いて即私の首に巻き付いた。

『黒羽ありがとうな』

黒［ｼｭｰｯ♪］
『鞄に戻ってくれご苦労だった』

ゆっくりと鞄へ戻る黒羽
入ったのを確認してチャックを閉める捏島が痛そうに項を撫でる。

kn「血出てるやん‥」

『私は黒羽が舐めたからある程度収まったが‥ほらハンカチ貸してやる』
kn「いや汚すから構わん」
『そうか‥ならジッとしていろ』

私は捏島の項に顔を近付ける
鉄の味‥血と言うのはなんとも思えない味だな慣れているから一向に構わないのだが。

(続く)

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