【d!】苛めてくる奴の彼氏奪いました Ⅰ (ページ9)

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sha「_A なにしてたん？」

放課後アイツからの暴力暴言祭りが終わって自分の鞄を教室へ取りに行った時に話しかけられた。

『あぁ‥ふふちょっと面白いことを』

zm「へぇー‥」
『そうだ鬱さん？を紹介してもらえません？』
sha「え" アイツを？なんで？？」

計画に協力してくれそうな奴だから‥
と言っても理解出来ないだろうな私は「気になるから」と言って誤魔化した。

sha「あ、アイツが好みなん‥？？」

『えっと‥』
kn「…おい話したいことあんねんけど」
『？はい構いませんよ』
zm「あ"ー‥俺らは邪魔やから行くな」

そう言って鳥井と抄尾は教室を出ていく
私と捏島が二人きりとなって‥壁へ押し付けられたから咄嗟に手を構えた。

kn「‥俺やアカンのか」

『‥は、？？』
kn「大先生やなくて俺を意識してくれや俺‥お前のこと好きやねん」

これは‥利用出来るかも知れないな

『‥それはボクに好感があると？？』

kn「せやな俺はお前に好感持ってるで」
『そうですか‥』
kn「やから俺と付き合ってくれや」
『良いですよ』 kn「‥え、」

目を見開く捏島の手から手を抜く
そして首に腕を回せば顔を赤らめ‥これは嘘じゃなくて本当に私が好きなんだな。

『言っておきますけど‥これは契約』

kn「け、契約‥？？」
『ボク‥いや私はとある女に苛められていてな。そいつに仕返しをしてやりたい。絶望を与えてやりたいんだ』

捏島から離れて窓枠に座る
今の私は狂った笑顔をしているんだろうな？？

『鬱と言う男はそいつが好きな生徒会の中でも特に協力してくれそうだから名を上げただけで実際気になってはいない』

kn「そ、そうなんか‥」
『なぁ‥自分が苛めていた人間が自分の彼氏を奪っていったらどうなると思う？』
kn「そら嫌がるか絶望するやろな」

『だろ？私はその絶望を与えてやりたんだっ!そしてそいつのその表情を見たいっ‥だって面白いだろ!?自信に満ちている顔が絶望に染まる表情はっ!!なんて、なんて、、美しく高揚するんだっ…!!!』

(続く)

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