【d!】苛めてくる奴の彼氏奪いました Ⅰ (ページ33)

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夏休みも終わって体育祭が近付く
委員長が先導して各自が参加する種目は決まったけれど体育祭実行委員会だけは決まらない。

「生徒会の皆様と一緒に準備するのよね!!」

「皆様に名前を覚えてもらうチャンスよ!」
「絶対にならなくちゃっ!!」

ほんとどうでも良い‥
体育委員がやれば良いだろと毎年思うが体育委員はまた別の仕事をするらしい。生徒の誘導等は体育委員で経費計算や種目順決定等が実行委員。

面倒なことを増やすなよ、と言いたくなる

zm「シッマやったら？？w」

kn「は？生徒会はやったアカンやろ」
sha「一人くらいええやんw」
kn「お前らなぁ‥」

「鬼頭さん」
『ん？どうかしましたか？？』
「運動神経の高い貴女に任せたいのですが‥大丈夫ですか？？」
『えー‥まぁ良いですけど』

運動神経関係ないだろ
なんて思いながら受けるとコネさんが勢い良く椅子から立った。

kn「‥俺が男子の実行委員するわ」

「え？生徒会役員は参加禁止では‥」
kn「そこはグルッペンになんとかするやろ」
「わ、分かりました」

黒板に書かれた実行委員二名の名前
コネさんは満足そうに笑う。それと同時にチャイムがなって一時限目が終了する。

kn「A!宜しくな!!」

『うん宜しく』
zm「Aがやるってなったら即行かよw」
sha「勢いヤバかったなぁww」

そして授業を適当にこなして会議に参加する
生徒会役員が勢揃いしていて女子生徒は興奮気味‥そんな中コネさんは…

tn「_お前が実行委員なってどうすんねん!」

‥説教されてます
なんだか可哀想になってくるな…なんて思っているとコネさんに抱き着かれた。

kn「Aに他の男とペアになって欲しくなかったんや!!」

tn「独占欲強いかよっ!!!」
ht「諦めたら？トントン」
tn「せやけどなぁ‥いやでもコイツは生徒会の仕事溜めとるからさ」

『はぁ‥私が手伝いますよ』

コネさんに何を言っても通じなそうだし
まだ生徒会の仕事を手伝った方が容易だと判断出来る。

tn「いや‥鬼頭さんに迷惑かけるほど…」

『これでも中学で生徒会長してたんで』
sha「マジで!?!?」
『そうですけど？なんか選挙で選ばれて』

生徒会には推薦で入って三年の時に止めようとすれば止められて生徒会長選挙出されて当選して‥中学をほぼ一人で回してたからな？？

『書類仕事得意なんで』

tn「助かります!!!」
『あはは‥書記長さんは寝て下さいね』
tn「寝る暇がないんで‥」

社畜かよっ!!

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