【d!】苛めてくる奴の彼氏奪いました Ⅰ (ページ3)

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授業が終わったと同時に抄尾は爆笑する
傍から見れば変人だけどゾムも一緒に爆笑しているから何かあったんだろう。

sha「シッマー!w こっち来いよ!!ww」

kn「あ？なんでやねん」
zm「おもろいことあんでww」
kn「ﾁｯなんやねん‥は？？」

sha「良かったな!嫌われてなくて!!w 好かれてもないらしいけどww」

何故か私が返したあの紙くずを見てそう言う
まぁどうでも良いので次の移動教室の準備をしていると肩を叩かれた。

『はい‥捏島さんですか何用で？？』

kn「俺のこと嫌いやないねんな？」
『そうですけど‥』

だからなんなんだ
そうツッコミたくなる気持ちを抑えて営業スマイルをかます。

kn「‥ならええわ」

『？はい』
kn「コイツらが迷惑掛けたなスマン」
『別に大丈夫ですけど』

コイツは意外と常識人なのかも知れない‥
見た目に反して、、いや違うな。だって生徒会役員共と揃っている時五月蝿いからな。

スピーカーか何かだと思うくらいに。

『ボクは行きますね』

移動教室の用意を持って歩く
廊下を歩いていれば数人の女子や男子に話しかけられる人望は大切だ。持っていて損はない。

「今日私と一緒に帰ろ？？」

「良いケーキ屋見つけたんだけど帰り寄り道しない？？」
「俺と放課後ゲーセン行こうぜ!!」

『んー‥ボク今日は用事あるのでまたの機会に』

そう微笑んで言ってその場を去る
実験室へ着けば丁度チャイムが鳴って先生が入ってくる変人な先生が。

？「みんな揃ったかな？」

sha「スマン!遅れたわ!!《クラレ先生》」
kr「良いですよ？さてそれでは授業を始めますね～今日は入浴剤を作りますよ」

入浴剤か‥実験の順番通りに進める
私は早めに終わったので隣の女子を手伝っていると馬鹿野郎共が侵入してきた。

「おうおう! 何してんだぜ？？」

「高校で入浴剤とかダサっww」
「もっと爆発するものやれよ～w」

そう言って近くの薬品を地面へ投げる
それは塩酸で飛び散った液体が隣の女子へ当たりそうだったので私はその人を庇った。

(続く)

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