もし、変われるのならば。【ハイキュー】【グッバイ宣言】 (ページ3)

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ー翌朝ー

深夜の電話から6時間半後。

私は、めんどくさいが学校に行く準備をしていた。

正直、あの電話を受けた後は学校休もうかと思ったけど、やめた。

友達、いるし。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

A『もう…来たんだ…』

出たくないけど、出なかったらもっとめんどくさいことになるからな…

A『はい…』

及川「あー！！！Aやっと出たー！！！！」

A『うるさい…。はじめ、とおるをなんとかして…。』

岩泉「おい、クソ川。苦情きてるだろ。朝っぱらなんだからもうちょっと静かにしろ！」

もう行かない?

もう傍から見たらクレイジーな学生がいんざタウンしてる。

もういいや、行こ…

及川「あー！ちょっと待ってー！」

岩泉「速えっ」

A『クレイジーな学生がいんざタウン…ﾎﾞｿｯ』

及川/岩泉「なんか言った/言ったか？」

A『別に何も…』

とおると、はじめと、並んで歩くの、久しぶり。

小学校6年生以来かな。

私、中学は受験したし。とおるとはじめは北川第一に行ったし。

まさか高校で一緒になるとは思わなかった。

及川「こうやって並んで歩くの、久しぶりだね！」

岩泉「そういえばそうだな。」

A『時間、合わなかったもんね。』

そうそう！ってとおるは言ってるけど、学校で見かけたことはあったかな。

まあ、私としては2人に過激なファンがいるのはわかってたし、幼馴染といえど、最低限しか関わってこなかったし、私が関わりたくなかったし。向こうも1年の時も2年の時も違うクラスだったし。

好都合っちゃ好都合。

及川「ねえねえ、バレー部のマネージャーになってくんない？」

A『無理。家でゴロゴロして、私だけの折の中で過ごすの。』

岩泉「でも、ゴロゴロだけじゃつまんねぇだろ。」

及川「そうだよ！及川さんの事を尊敬するのが常識だよ！」

A『正論も常識も意味を持たない都会にサヨウナラ。』

岩泉「及川の事を尊敬するのは常識じゃねぇだろ。」

及川「まあまあ、そんな堅いこと言わずに！」

A『別に硬いことじゃないと思うけど。』

岩泉「そうだな。」

及川「2人共酷い！」

A/岩泉『「知らない。」』

及川「やっぱ2人共酷いよ〜！」

A『うるさいしもう学校着くしみっともないからやめて。』

はぁ、幼馴染といえど、この2人といると疲れる…