晩餐ディナー ページ12
アキside
「おっ、嬢ちゃん達どうかしたのかい」
アキ「ゴーストさん達、
・・・・どう、うーん。
謝罪失敗して、
逃げ帰る道中お姉ちゃんの体調悪そうで、
エースお兄さん達放置して帰って来たのです。
エースお兄さん達、頭に血が登って
冷静じゃなかったので
頭冷やせって言ってきました。
多分冷えてないのですけど」
オンボロ寮に戻ってきた
アキ達二人を迎えたのは、
ゴーストのおじさん達だ。
ゴースト「取り敢えず中にお入り。」
お姉ちゃんの手を引っ張りながら、
アキ達の部屋に入って、
お姉ちゃんを寝かしつける。
アキ「ーーーお姉ちゃんが、
無理しなければいいのですが・・・・」
ゴースト「少しの間でいいなら、
オレたちがみとくよぉ」
寝ているお姉ちゃんを気にしながら、
扉の側で葛藤しているアキを見かねて
ゴーストさん達が
お姉ちゃんの監視役を申し出てくれる。
アキ「なら、お願いするのです。」
部屋を出て、
台所に向かう。
野菜の皮を剥き、一口大に切って、
鍋の中に沸騰させてある鍋に。
コンソメを入れて煮込む。
野菜に火が通るまでの間に他のフライパンで
肉を炒めて、
頃合いを見て鍋に投下。
アキ「ーーーー久しぶりに一人で作ったけど、
なかなかいい感じにできたのですよ」
程々で火を止めて、
食器の用意と、
パンを用意する。
ーーーー何か足りない気がする。
相手は食い盛りの3人と、
小食二人。
さっきのマロンタルトもあるけど、
足りるかどうかは不思議なところ。
そういえばーーー。
外にちょうどいいものがあった。
ーーーー
アキ「ーーーこれくらいで足りますかねぇ」
「おや？」
アキ「うみゃあ！？
って、確かえっとーーーー。
ルーク・ハントお兄さん」
ルーク「ウィ、その袋の中身は？」
アキ「うさぎ肉とか、猪肉とか。
こっちの袋は果物類なのですよ。
ーーーー育ち盛り、食い盛りの3人と
小食二人の食事を作ってて、
ポトフとパンじゃ、たりないだろうと。
ーーー熊肉もありますよ？」
ルーク「獲物を持っていないようだけれど」
アキ「そんなの、
風魔法で首を切り落とせばいいのです。
例えばーーーー」
近くにあった菩提樹の枝に向けて、
獣を仕留めた時と同じ容量で、
切り落とす。
アキ「こんな風に」
ルーク「ボーテ！
素晴らしい！」
アキ「ーーーいい枝です、
お姉ちゃんの杖に使いましょう。
芯材にミツオからもらった杖を使えば
きっと」
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クラウン(プロフ) - ユノさん» pixivに投稿しました、人物紹介のところに書いてあるタグで検索かけてみてください！ (2021年2月12日 1時) (
レス) id: a9522b0a23 (このIDを非表示/違反報告)
クラウン(プロフ) - ユノさん» pixivの方に書けたら投稿しますね！コメントありがとうございます！ (2021年2月11日 16時) (レス) id: a9522b0a23 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月11日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウン | 作成日時：2020年10月30日 0時
