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統合騎士団 ページ35

水菜side

アラン「はぁー、

水菜は知ってるよね?」

水菜「ものによるね、

アランに頼んだのは、
基本わからない所の範囲だし」

アラン「じゃぁ纏めて話すよ

星杯を巡って起きた星杯戦争、

元凶は
創世神 ステイシアが星杯に裏切られ
ステイシアが全史のルーンに姿を変えたことだ

ステイシアの眷属である
初代、統合騎士団が

フレイスレイ、星杯の二つを狙う者たちを
片っ端から殺し

いつのまにか
それは他の者たちに“歪んだ”形で伝わった

たった一つ残ったものが星杯を手にし
願いを叶える権限を有する

そこからは殺し殺されの往生らしい

神々の数が半分以上減った時
好戦派の神々が

立て続けに殺される
本人たちから聞いたところ

桜木派の初代刀剣達が殺した」


紅葉「ええ」


アラン「そして再度星杯戦争が起きないように

初代刀匠、桜木 月彦が
星杯を溶かし飲み干した


当時の統合騎士団全員の承諾を得てね

当時の記録は残ってない、


そう思われてたけど

死後その記録を後世に伝えてはならないという盟約はなく

死後ならその記録が伝承できた

その記録がこれね」



懐からボロボロの手帳のようなものを取り出したアラン

手帳には古代ルーン文字で


『星杯戦争についてこの書に記す』

と書かれている

アラン「移ろいの祭壇、つまりここは

月彦が星杯を溶かし飲んだ場所であり
彼自身がここで刀を打った場所だ

ここに星杯戦争の真実なんて無い



星杯がなくなり
大気中のマナをはじめとした力源が減り

濃度が減ったことで
統合騎士団は剣聖騎士団と十三翼の大術師団に分裂

お互いが罵りあい、
今の不仲に至る

ーーーねぇ水菜、

本当に統合騎士団に戻すつもり?」



水菜「そっちの方が範囲カバーできるでしょ?

効率悪い事はしたくないし、

これが比較的いい案だからさ

それぞれの国が暴走しないようにも
睨みを利かせることもできるし」



アイリス「貴方が考えた事だから

反対はしませんが

賛成派の数は限られますよ」


水菜「だからみんなを呼んだんだよ

根回しして欲しくてさ

まぁ、無理でもゴリ押すから問題ないけど」


アイリス「大アリです!」

エレン「水菜は、

そういうところだけ変わらないね」

加州「俺たちの作戦はゴリ押ししないのに

自分が中心になったらなんでそうゴリ押しするの」

水菜「死なないから!」


六木「餓鬼がテメェ」

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作者名:クラウン | 作成日時:2019年7月25日 0時

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