無柱を誰も知らない【鬼滅の刃】

弐拾参ノ無 ページ34

お館様が、昔言ってくれた

光

って何だろう？

僕は……

どうすれば良いんだ？

考えても、仕方ないか……

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産屋敷邸(煉獄さんが、任務に行く前)

輝哉「どうだったかな？」

無一郎「あんまり、喋らない子でした」

しのぶ「料理が、上手でしたね」

宇髄「地味な奴でした」

輝哉「そうかい……皆んなは、Aの過去を知ってるかい？」

しのぶ「？いいえ」

輝哉「なら、話そう……」

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過去(A視点)

僕は、貧しくも裕福でも無い家庭に生まれた

そして、物心つく前から

虐待

を受けていた

蹴られたり、殴られたりの日々

酷い時には、三日間食事を与えられなかった

食事と言っても、少量の水……

周りの子が、羨ましかった

母「何でこんな子が、生まれたの！？」

痛い

父「目の色が、気持ち悪い！！」

痛い

いつも、暴力と暴言

何で産んだの？

って思う日もある……

ある日、僕の家に

鬼

が来た

その鬼は、母と父を喰った

特に、何も思わなかった

強いて言えば、

嬉しかった

僕の心に、そんな感情が湧いた

運良く、僕は押入れに“入れられた”ので助かった

押入れに、入れたのは虐待の一環だけど

暫くして、朝日が昇って来て鬼は何処かに行った

そんな時、あまね様が来た

何でだっけ……

あ、そうだ

僕が昔、

鬼舞辻無惨

に会ったからだ

会ったと言っても、言われた時まで気づかなかった

あまね様は、僕を保護してくれた

あまね様は、僕の命の恩人だ……

お館様は、僕を藤の家紋の屋敷に住まわせた

当時、五歳

その後、育って行き九歳で鬼殺隊に入った

十歳で柱に、なった

けど、虐待の所為か僕はお館様とあまね様以外信用出来なくなった

弐拾肆ノ無→←感謝！！！！！

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ラッキー柱

冨岡義勇

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