35話 ページ36
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ガヤガヤ
「よそ者か？」ﾋｿﾋｿ
「あいつらの仲間か？子供を連れてるそ」ﾋｿﾋｿ
スラム街を歩いていると現地人らしき人達がﾋｿﾋｿと話しているが、聞こえてるぞ。それに人攫いと一緒にするなと心の中で言ったその時
ロイ「ねぇ！父さん！」
父さん?!?!え？え？
A「な、なんだい？」
どうやらロイが気を使って親子という設定にしたらしい。しかしこんな所に連れてく親がどこにいる
ロイ「あそこに行こう！」
A「あぁ、そうだな、何かあったら父さんが守ろう」
さぁ、目的地まであともう少し。
＜小さな小屋前＞
小さな小屋の前でロイがとまりココだと言った後、見聞色の覇気を使い人数と場所を大体把握した、どうやら地下らしい。
A「坊主、覚悟はできたか？」
ロイ「うん」
ロイ一言だけ言い、Aと共に地下へ降りていった。
＜地下＞
地下は薄暗く気配は無数、強そうな奴はいなさそうだな。
ロイ「お姉ちゃん…」
「ん？誰だ？」タッタッタッ
おっと見つかっちまったか…しかもぞろぞろと
「侵入者だ!!」
「捕らえろ!!」
A「下がってろ、ロイ」
覇王色の覇気
バタバタバタ
さすがに子供に血なんか見せるわけにもいかない。
ロイ「す、凄い！どうやったの?!」
A「う〜ん、秘密」
しばらく歩いていると檻のような物が見えてきた、さっきの見張りが持っていた鍵を使い檻を開けた、おそらくココにロイの姉がいるはず。
ｶﾞｼｬﾝｯ
「だれ？あの人たち…」
「連れてかれちゃうのかな…」
ロイ「お姉ちゃ〜ん！！」
???「ロイ？ロイなの？」
ロイ「うん！そうだよ、助けに来た!!」
???「一人で来たの？でもあの人たち…」
ロイ「ううん、あのお兄ちゃんに助けてもらったんだ」
A「どうもお嬢さん、Aだ、ほら、早くみんな出て」
こんな所で長々としゃべるわけにもいかないので、捕まっていた人たちを解放し外に出た。
「出られた！」
「自由だ！やったー！」
???「あ、あれ？足に力が…(A「失礼、お嬢さん」ﾋｮｲｯ
どうやら安心したのか腰に力が入らないようなのでAは少女を抱えた。いわゆるお姫様抱っこである。
???「わっ、高い」
A「これでも2mはあるからね」ニコッ
???「////(かっこいい…)」
そんなこんなで外に出たA達、ロイ達以外はみな先に帰ってしまったようだった。
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サクラ(プロフ) - 凛さん» 私も、また呼んでいただいて本当に嬉しいです！皆様には大変かも迷惑をかけてしまいましたが、これからも更新等がんばります！ (2021年7月12日 13時) (
レス) id: 2224f94912 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 戻って来てもらえて嬉しいです！！！ (2021年7月12日 2時) (レス) id: f40761dde9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2021年7月6日 17時
