36話 ページ38
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A「大丈夫かい？お嬢さん、歩けそうかい？」
???「は、はい、大丈夫です///」ｽｯ
ロイ「お兄ちゃん、ありがとう！！」
レイ「あの、" レイ "って言います。助けてくれてありがとうございます！」
A「Aだ、今回は条件があったから助けただけさ、さぁロイ、約束だ、トムって言う船大工の居場所を教えてくれ」
ロイ「トムさん？あの魚人の？それなら沢山瓦礫がある場所にいるよ島の反対側にいるはず…」
A「島の反対側…俺達が停めた場所か、意外と近かったな、あぁ、ロイ達、自分で帰れそうか？」
ロイ・レイ「不安です。」
だよなと思いAはロイとレイを家まで送り届けた。
＜ロイ・レイ家＞
レイ「Aさん！本当にありがとう！」
ロイ「僕、お姉ちゃんを守れるよう頑張るよ！」
母「娘達を助けていただいて本当にありがとうございます！あの、これよかったらどうぞ、こんなものしかありませんが…」
ロイとレイの母親がお礼にそれなりに上等な酒をくれた、Aは今日の月見酒にしようと決めたのであった。
A「さて、帰るか…」
Aがかえり始める頃にはもう既に12時はまわっていた、美しい朱色の翼を羽ばたかせ船へとゆっくり戻っていく。
A『綺麗だな、この街は』
きらきらと電灯や電球の光が水に反射し
ざぁざぁと水は流れる
たとえ能力者でも惹かれるその景色は
どこか儚かった
そういえば" アクアラグナ "なんて大きな津波が来るんだっけ…そんなことを考えながら船へと飛んで行った
＜船＞
バサッバサッ
ロ「!!A！ん？その酒は？」
A「あぁ、礼に貰った、今夜の酒にするつもりだ」
ロ「ほぉう、上等そうな酒じゃねぇか、俺にも呑ませてくれよ」
A「なら今夜付き合え、あ、酒持ってこいよ」
今夜は酒が美味くなりそうだ…
＜船尾＞
夜風か体にあたり、まだ開けていない酒が動くたびに揺れる。夕食を済ませ、船尾はAは1人、酒を見て待っていた。
A「デザートワインか、食後にいいな…」
ｶﾀﾝｯ
A「遅いぞ、ロジャー」
ロ「悪ぃ悪ぃ、酒は持ってきた、ほら、グラス」
差し出されたワイングラスを受け取り礼に貰ったデザートワインを入れる。
「「乾杯」」ｶﾁﾝｯ
デザートワイン特有の甘みが口の中に広がる、まさにデザート
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サクラ(プロフ) - 凛さん» 私も、また呼んでいただいて本当に嬉しいです！皆様には大変かも迷惑をかけてしまいましたが、これからも更新等がんばります！ (2021年7月12日 13時) (
レス) id: 2224f94912 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 戻って来てもらえて嬉しいです！！！ (2021年7月12日 2時) (レス) id: f40761dde9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2021年7月6日 17時
