太陽も空も君のモノ 【緑】

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今日は私のお話。


今日も来てよかった、


昨日、とも


「明日はAのおはなしやで？」


って言ってたっけ、





ブランコに乗って、ふたりでゆらゆら揺れながら、


母子家庭なこととか、


鈴華ちゃんとお買い物に行ったこと、


体育が得意なことや


好きな食べ物。


いろーんなことを喋りまくった。



つい喋りすぎて、とも聞いてへんかな！？



っておもって右をくるっと向いた。





そしたらともは、





と「んー？」







ちゃんと聞いてくれてたんや。







ともはやっぱり





私の魔法使いさん。




ともはまだまだ 謎だらけだけど



だからこそもっともっと、

とものことを、


知りたいって思う。




そしたらともは


ほっ、 とブランコを降りると、




少しだけゆらゆら揺れてる私の前に立って、




鎖をもつ私の手に、



そっとともの手を重ねる。




「な、なんや。」




と「A…、」




「んー？なんやなんや。」






と「今日だけ、今日だけ、でええから、」





と「ちゅーしてええか？」







「…………………………はっ？」






と「ふはっ、ごめん訂正、」




なんや、これなんやろ、




ともに




どきどきしちゃってるんやろか。





と「ちゅーするわ。」





私の返事をきかないまま、





ともと、




私の唇は、





もう既に、









重なっていた。

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