【ハイキュー】笑顔な男の子の物語2

『番外編』野村先生の日山遊び ページ35

野村先生side


俺のクラスには男子のくせに女みたいな顔をした可愛い一人の生徒がいる。

そいつは誰にでも平等に接し、そしていつも笑顔だ。


俺が始めてクラスに入り、出席をとった時、そいつの顔をみて一発でこう思った。


(俺のteacher lifeは退屈なままでは終わらない)

と。


要するに、そいつは誰の目か見ても癒しだということだ。

そして、女子からの噂話も毎日のように耳に入り、

他の授業の先生達からの評価も好評だった。




そして、俺の微かな楽しみ。

それは、

そいつが本気を出せばそこらの女子全員、コロッと落とせるのではないか？

という小さな疑問から始まった

日山Aに本気を出させる、というゲームだ。


俺の思う限り

日山が重い物を持てば女子に囲まれ、気づけば重い物は女子の手にあり

転べば体中に貼りきれないほどの絆創膏が手に入り

笑えば教室中がお花に包まれ

席を立てば誰もが反応し、廊下に石がないかと確かめる奴らがいる。


そんな風な神のようなそいつに

周りの奴らは何処まで日山に尽くすのか、

というゲームだ。


教師として失格？

言っとけ。

俺は何を言われようが教師であり、

そして


人生楽しく生きてえ人間だ！！！







「あ、野村先生！この前言われたプリント終わりました！」


一人ガッツポーズをしている最中、後ろから聞こえてきた声に我に返る。

振り向けば今まで考えていた奴がそこにいる。


「おぉ、日山か。終わるの早いな。誰かに手伝ってもらったのか？」


さぁ、さっそくお目当ての質問だ！


「えへへ、はいっ！木桜さんとかに手伝って貰いました！」


フハッ

やべぇ、落ち着け俺。

いや、だが木桜は予想外だ。あいつコミュ障だろ。なにやってんだよ。


「先生？どうしました？」


「いや、なんでもねえよ」


クククと笑を堪えながら日山に向き直る。


「まぁ、なんだ。これからもよろしくな。」


「？はい！」


さぁ、今度はどんな風に試すかね。


ーーーーー

いきなりオリキャラすいません！
私の書いてるもう一つの小説の主人公の女の子を出しましたw

あまり気にしてもらわなくて結構です！w


あと、野村先生こえぇw

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