【ハイキュー】笑顔な男の子の物語2

56話 体は正直って。 ページ19

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キラキラキラキラ



夜空に星が光っている


『人はな死んだらお星様になるんだぞ』



「お星様……かぁ…」


この星のどれかがお父さんなのかな

だとしたらあの一番輝いてるやつかも

僕のこと見てくれてるのかなぁ


あ、だとしたら今の僕の気持ちもわかる？




僕はね


今ね、


自分の気持ちがわからないんだ



「あはは」


笑ってるよ

ずっと

でも、全然楽しくない

いいことはたくさんあるよ

ポッキー食べたり、飛雄君たちとバレーやったり



だけど、その楽しいことも

全部

消えちゃいそうなくらい









怖い。









怖いよ。







またお母さんに殴られるのかな。そりゃそうだよね。電話からでもわかるくらい暴れてたし。なにされるのかな。蹴られるかな。殴られるかな。もしかしたら中学の時みたいにナイフで傷つけられるかも。



怖い怖い









「あはは……ってなに言ってんの僕…(笑
怖くなんかないよ。ずっと前からのことなんだしね。大丈夫だよ。我慢すればすぐ収まる。笑顔でイレバ…………」



バッと前を向いた

そこには

自分の家



いつの間に家の前に立っていた



がシャンっ‼‼


ドンッ‼







「おかっお母さん！おちついて！」

「うるさいっ！！なんであいつ帰って来ないのよっ！！！」



ドアノブに手をかけかけた時

僕の手は動きを止めた






入ったら



痛い…ことされる


前みたいに。









怖い









怖い








コワイ







コワイ







目の前の僕の手はカタカタと震えていて

自然と足は後ろに下がった







……ごめん




………ごめんお姉ちゃん









僕はそのまま家の反対方向に向かって走り出した



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はい！一応推薦入試終わりました

あとは結果を待つタケ

願うしかないですね〜………

ァァァァァァァァアアアコワイヨオォォ

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