52話 町内会チーム ページ15
「うーーーーんっ」
昨日、お姉ちゃんのおかげで合宿に参加できることになり
すっかり気分の明るい僕は伸びをしながら体育館に向かっている
ただいま6時限目の授業が終わり放課後
これから部活の時間だ
昨日は腫れ上がっていた頬っぺたも今日は腫れがひいている
だけど、まだ痛い
最近、思うことがある
何故か、家に帰ることが怖いんだ
昨日だってそうだった
いや、昨日はたまたまお母さんに合宿の了解を得なきゃいけなかったからかな？
うん。きっとそうだよ。
今更家に帰るのが怖いなんて…
僕だってもう高校生なんだからね！
「チワースッ！」
挨拶をしながら部室の扉を開けた。
体育館に行くとさっそくアップが始まった
でも、そうしていると
「おつかれさまーっ」
武田先生が体育館の扉を開けながら入ってきた
でも、その武田先生の後ろにはもう一人、人の影が…
誰かいる？
キャプテンが集合の合図をかけようと言葉を発しかけて驚く
「紹介します！今日からコーチをお願いする烏養君です！」
そうして出てきたのがとても見たことある人
そう、たまにキャプテンに肉まんを奢ってもらう時にいつも坂ノ下商店に居る人
「コっコーチ！？本当に！？」
「えっ でも坂ノ下の兄ちゃんだよな？本当にコーチ？」
みんな驚きを隠せないようすだ
実際僕だって結構驚いている
でも、その後さらに驚くことが
「彼は君達の先輩であの烏養監督のお孫さんです！」
「「「エ"ーーーーーーッ！？」」」
烏養って！過去に烏野を全国に導いたあの人！？
「時間ねえんださっさとやるぞ！お前らがどんな感じか見てえから6時半からゲームな！
相手はもう呼んである！」
いっいきなり試合！？
しかも相手って…
「烏野町内会チームだ」
その後続々とやってきた烏野町内会チームの方々
「町内会って言うからもっとオッさんかと思ってたのに…」
「俺もー」
そんな風に会話をする蛍君と忠君
まぁ確かに、町内会って聞いたらニコニコと飴ちゃんくれそうな優しそうなお爺さん想像するよなぁ
「よーしそろそろ始めるぞー！！」
烏養さんの合図でコートに入るみんな
そんな中、僕は迷っていた
「ん？なんだ お前らどうした？」
悩む僕と隣にいる夕さん
僕は夕さんに譲った方がいいのか悩んでいる
だけど
「あっ すみませんそいつはちょっと…」
夕さんは僕とは悩んでる理由が違う気がする。
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向日葵(プロフ) - 青猫さん» ほんとですかっ！？ほんわかしましたか！？本編がシリアスまみれになってしまったので番外編はほんわかできるように頑張りました！！あと2個ほどあるので！！ほんとにありがとうございます！！ (2016年2月27日 20時) (
レス) id: b3c2921f0f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 向日葵、(元陽鞠、)さん» うわぁっ今泣きそうになりましたっ！！好きだなんてほんとにありがとうございます！！！ (2016年2月27日 20時) (レス) id: b3c2921f0f (このIDを非表示/違反報告)
青猫(プロフ) - 初めまして青猫といいます！本編完結おめでとうございます！少し悲しい気もしますが番外編があって嬉しいです！ポッキーが好きな理由、ほのぼのしてて読み終わったとき、ほっこりしました（笑）これからも頑張ってください！ (2016年2月27日 17時) (レス) id: 9acd278c8c (このIDを非表示/違反報告)
向日葵、(元陽鞠、)(プロフ) - あ、はいw続編にいく時は忙しくてコメント出来ませんでした(><)向日葵さんの作品は本当に好きなんですよ……！これからも応援してます！ (2016年2月27日 1時) (レス) id: 2aaa62a4a5 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 向日葵、(元陽鞠、)さん» 続けてすいません！！この作品に一番最初にコメントしてくださった方ですよね？ほんとうにありがとうございます！！嬉しい限りです！！！ (2016年2月27日 1時) (レス) id: b3c2921f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maidens/
作成日時：2015年10月30日 20時
