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．
ほんとに好き
すごく好き
何をどう表していいのか、
どうしたらこの気持ちが、この気持ちのまま伝わるのか。
「俺ね、ずっと模索してんの」
彼氏が私のことを好きすぎる。
ラグに座ってゲームしている私を後ろから股の間に挟んでぎゅっと抱きしめる大介。
ふわふわの髪の毛が首に触れるから少しこしょぐったい。
私がゲームしている間ずっとだから、かれこれ二時間この状態。
楽しいのか、という疑問はずっと前に
「Aが楽しかったら俺も楽しいに決まってんじゃん！！」
という謎理論で返されたから、もう何も言わないけれど。
「ねえ、どうしたら分かってくれる？」
「愛してるじゃたんないの」
「Aの全てが俺であってほしいの。…俺、おかしい？」
彼氏が私のことを好きすぎる。
少し、狂気に感じるくらい、
・
Aはかれこれずっと、二時間も、ゲームに夢中。
佐久間さんだよ？
目の前に佐久間さんいるんだよ？
仕事忙しい中、あいま縫って来てるんだよ？
…なんて、嫌われたくないから言わないけどさ。
デビューした。
みんなの視線を集めて、キャーって言われて、何でも買える。
何でも手に入れられる。
はずなのに
「ねえ、佐久間の愛感じてる？」
Aはゲームする時はヘッドフォンを付けていて、俺の声なんて届いてない。
今すぐにでもシタくて仕方ない。
煩悩が頭を支配するから、頑張ってAの普段の可愛い瞬間をプレイバックするけれど、
あ、だめ。
やっぱり、あっちにとんじゃうわ。
「ぇ、ねえ、大介？」
「ッ！終わった！？」
「うん」
ぎゅ〜〜〜っと抱きしめて、頭をぐりぐりして。
急いで立ち上がり、彼女を姫抱きする。
「っわ、」
「シよ」
「ちょっ、」
「やだ、待たない」
寝室のドアを足で乱暴に開けて、彼女をベッド上に優しくおろす。
「俺、もうAしか考えられないの」
「Aも俺なしじゃ生きられないようになってよ、」
佐久間大介 / so addicted
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佐久間、メンヘラヤンデレであれ。
別れる時は確実に修羅場。捕まった時点で為す術はな(文字数
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作者名：午前12:00 | 作成日時：2022年10月2日 23時
