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「Aさん、俺、あの」
2回目のドライブの後、マンションの前に車を停めて降りる寸前。
挙動不審な彼がなんだか可愛くて。
「康二くん、付き合おっか」
こう言いたかったんじゃない?
私の言葉に、パァーっと広がった笑顔。
「えっと、俺初めてちゃんと恋をしたんで、なんていうか、この感情がよく分からなくなったりするんですけど、、同期って、仕方ないって分かってても照兄とAさんが仕事の話してるのとか、ほんと胸が痛くて、」
いや、ちゃうな。あーもう!!!
ブンブンと頭を振って、彼は私と目をあわせた。
「好きですAさん。よろしくお願いします!」
やっぱりわんこみたい。
「うん、お願いします」
ほらだって、ブンブン振ったしっぽが見える。
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作者名:午前12:00 | 作成日時:2022年8月26日 21時