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後悔した。
誘惑して、上に乗って主導権を握ればいいと思ってたことを。
「んあ！？え、ちょちょ！！ちょっと、！」
交換したのは名前だけ。
人混みの中でこの人だ、と誘ったのは私。
それでも佐久間は嫌がる素振りもなく、むしろ慣れてる様子でついてきた。
少しだけ、うん少しだけ。
その慣れているのが、気に食わなかった。
ホテルに行ってベッドになだれ込んで。
するりと上下反対になってベルトに手をかける。
そんなこと思っても見なかったのか、彼のクリクリの目が見開かれただけでそれといった抵抗はされなかった。
上から柔く触ると、少しだけビクリと反応するソレ。
「ん？佐久間どした？」
首筋やはだけた胸元にキスを落としながら、佐久間の感じる所を探す。
耳が弱いのか食むと反応が大きかったから、重点的にそこを攻めながら、もちろんソレも布の上から柔く刺激を与えて。
そうすれば、
「っ、んにゃろ、」
吐息と少し余裕のない表情。
「もーサクマこんなにおっきくなっちゃった。直接触ってないのにね」
色の変わったパンツを撫でれば、少しだけ睨まれるけどそんなの怖くない。
力を入れて抵抗されないように愛撫を続けながら、ゴムを下げて前を顕にする。
可愛い顔に似つかないような獰猛なソレを、手で扱いて口に含ませれば、格段にいい表情へと変化した。
「きもひい？」
「ちょっ、しゃべんないで、、」
表情を確認しながら、舌も全部使って弱いとこを攻める。
徐々に荒くなる息遣いも声も、全部が興奮材料。
あとはそんなの、高めてくだけでしょ？
「んっ、、っく、いくっ、」
なーんて佐久間。
まだ、物足りない。
「へ、？」
丸い目と、開いた口。
足りない快感からか、無意識に緩く動く腰。
「イきたい？」
かわいいね、佐久間。
なんて耳元で囁きながら先っぽに強い刺激を加えれば、呆気なく達した。
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作者名：午前12:00 | 作成日時：2022年8月26日 21時
