ド キ ド キ パ ル ラ リ ラ ３

ふたりならきっと ページ14

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突然のプロポーズで完全にフリーズした私と、
何故か安元さんまでフリーズしていて。

私がその言葉を理解するのには数秒かかった


寝る前だから、2人とも部屋着のままだし
憧れていたロマンチックな雰囲気なんて微塵もない。


固まった私を見て、
安元さんは返事を待たずして話し始めた



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安元「…ごめん、驚いた…よね。
あ〜……タイミング間違えたか…？いや、でも、」



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独り言を呟く安元さんに
最初に浮かんだ疑問をぶつけるしかなくて



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『何で今…なんです…か…？
…嫌とかじゃなくて！勿論！嬉しいんですけど…
私、すっぴんだし部屋着だし……
テレビ電話とはいえ…やっぱり…画面越しだし…？』




安元「………本当はずっと考えてたんだよ。
その証拠に…ほら、俺もう、指輪まで買ってあんの
言おう言おうと思ってたら会えなくなって…


こんなに辛い状況下でも…前向きで明るくて、
俺の知らない世界を見せてくれて。
Aちゃんと生きていけたら…
きっと毎日が新鮮で楽しいんじゃないかなって。


ずっとこれが続けばいいなって思ったら
……無意識に言ってた」



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無意識で言ってしまう程、
私との結婚を考えてたって事なんでしょう？

全く、つくづく愛おしい人だ。







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