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4話 ページ6

承「花京院!これがてめーのスタンドか!緑色でスジがあってまるで光ったメロンだな!」

花「引きずり出したことを…後悔することになるぞジョジョ…」

ジョジョのスタンドに捕まったせいで苦しそうに言葉を返す花京院。大丈夫かしら。
承太郎がどうやら花京院を気絶させ、彼の祖父の元へ連れて行こうとしているようだ。
しかし彼もどうやら花京院のスタンドの手から流れている液体に気がついたようで、
花「くらえ、我がスタンド《法皇の緑》の」
承「花京院!妙な動きをするんじゃあねえぜ!」
花「エメラルドスプラッシュ‼」
ハイエロファントグリーンの手から緑色の宝石が飛び散る。きらりと輝き大変美しいが、威力はなかなかのもの。

バァーン‼

その内のひとつがジョジョのスタンドにあたり彼は吹き飛んでしまった。
花「エメラルドスプラッシュ。我がスタンド《法皇の緑》の体液に見えたのは破壊のエネルギーの像!きさまのスタンドの胸を貫いた、よってきさま自身はズタボロよ。そしてその女医も…。」
次の瞬間、女医の目や耳、そして口から血が溢れ出す。
貴「さすがハイエロファントグリーンだわ。仕事が早いのね。私の出る幕じゃないわねえ。」
花「だろう?私のスタンドはそれなりに強いんだ。舐められては困る。」
貴「でもやっぱり私も加勢した方が良いかなぁって思うんだけどさ、どうだろう。ねえ、承太郎さん。」
花「⁈ 立ち上がる気か…だが虚しいな。その行動を例えるなら、ボクサーの前のサンドバッグ…ただうたれるだけにのみ立ち上がったのだ。」
承「この空条承太郎は…不良のレッテルを貼られている…だがこんな俺にも吐き気のする《悪》はわかる‼《悪》とはてめー自身のためだけに弱者を利用し踏みつけるやつのことだ‼」
承「ましてや女をーっ‼てめーがやったのはそれだ!おめーのスタンドは被害者自身にも法律にも見えねえしわからねえ…だから……俺が裁く!」
花「それは違うな。悪とは敗者のこと、正義とは勝者のこと。過程は問題じゃあない。…とどめくらえ、エメラルドスプラッシュ!」
承「なに…敗者が悪…それじゃあやっぱり、てめーのことじゃあねーかぁーっ」

バシュッ

花「エ、エメラルドスプラッシュを弾き飛ばしたっ!」
ジョジョのスタンドがハイエロファントグリーンの首に摑みかかる。花京院の首もスタンドと同じように曲がり、彼の口から血が飛び出た。

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好桜(プロフ) - ツティスさん、ありがとうございます!すごく嬉しいです!精一杯頑張ります! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 50d64b52ee (このIDを非表示/違反報告)
ツティス(プロフ) - 本文を見て、一目惚れしてしまいました。文字数制限のため多く語れなくて残念です。陰ながら応援させていただきます! (2018年3月17日 19時) (レス) id: e0021f590d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:短冊団子 | 作成日時:2018年3月13日 23時

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