33話 ページ37
ジョ「香港からシンガポールまではまる3日は海上だな。まっ…ゆっくりとえい気を養おう。
しかしお前らな〜その学生服はなんとかならんのか〜！そのカッコーで旅を続けるのか。クソ暑くないの？」
花「僕らは学生でして…ガクセーはガクセーらしくですよ。というリユーはこじつけか…」
ジョ「お前ら！Aをみてみろ！こいつはガクセーだが、制服をきとらんじゃろ！」
貴「え？何言ってんですか。私ガクセーじゃないですよ。」
ジョ「ええ⁈そーなの⁈お前、いくつなんじゃ。」
貴「17」
承「つまり、年齢的にはガクセーだが、学校に行ってないということか。」
貴「うん、そういうこと!てゆーか、ジョセフさんこそなんです、そんな梅木和夫みたいな服着ちゃって！赤白のボーダーを着ていいのはあのひとだけですよ！」
ジョ「お前こそなんじゃい！暑い日に黒は良くないんじゃよ！むしろ日光を集める色じゃ！ノースリーブのワンピースってとこまではいいが、黒はダメじゃ！」
花「まぁいいじゃないですか。」
よかった。久しぶりだ、こんなにゆっくりしてるの。次から次へとスタンド使いが来るもんだから、全く休めない。だから今のうちに休まないと後から支障がで「離しやがれこのボンクラが〜〜ッ！」
ほらみろ、言ったそばからこれだ。
貴「何…？」
子供「ちくしょう離せッ！はなしやがれ〜〜」
乗「静かにしろッ！ふてェ〜ガキだッ！」
乗組員に連れてこられたのは子供だった。家出か何かだろう…
貴「どうしたんですか、その子は一体どこから？」
乗「すみません…密航です。」
ジョ「密航？」
今時密航なんかする人がいたのか。しかもこんな子供が。
そのあと、その子と乗組員の人が警察に渡すだのなんだのと言い合っていたが都合が悪い方に話がついてしまったらしく子供は海に飛び込んでしまった。
貴「ジョセフさん、あの子子供ですしいいじゃないですか。どこか途中まで乗せてあげてはどうです。流石にこの距離を泳がせるのはちょっと、可愛そうと思って…」
船はそれなりに出てしまっている。私なら陸まで泳ぐことはできないだろう。あの子もきっと疲れていつか溺れてしまうかもしれない。わたし達が追い出したせいであの子が死んでしまったら…？
承「けっ、ほっときな。泳ぎに自信があるから飛び込んだんだろーよ。」
貴「承太郎〜！全く……？あれ？あそこなんかいる！アヴドゥルさん！あれがイルカですか⁈」
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好桜(プロフ) - ツティスさん、ありがとうございます！すごく嬉しいです！精一杯頑張ります！ (2018年3月17日 21時) (
レス) id: 50d64b52ee (このIDを非表示/違反報告)
ツティス(プロフ) - 本文を見て、一目惚れしてしまいました。文字数制限のため多く語れなくて残念です。陰ながら応援させていただきます！ (2018年3月17日 19時) (レス) id: e0021f590d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：短冊団子 | 作成日時：2018年3月13日 23時
