検索窓
今日:9 hit、昨日:10 hit、合計:39,352 hit

10話 ページ13

承太郎サイド

承「さて、次はお前だぜAだっけか…。」
貴「えッ私何かしたかしら?」
承「逃げられると思うなよ。どうやらてめぇには肉の芽がないようだな。肉の芽が精神を操る…ならてめえは自分の意思でこの俺を殺そうとしたというわけだろ。聞かざるを得ないぜ」


目の前の女はさっきから髪をいじったり、お茶を飲んだり、なかなか話そうとしない。


ジョ「まぁ落ち着け承太郎。そうお前が怒っちゃあ、怖くて話せんわい。」


…まったく呆れたぜ。じじい。


承「前から思ってはいたが、じじいは女に甘すぎる!これからは男女平等社会の時代だぜ。」


貴「ほら、花京院。さっきホリィさんに救急箱を借りてきたのよ!傷は治すけれどその前に消毒が必要だわ!さ、そばに座って!」


承「おい!聞いてんのか?てめえ…!」
いい加減にしろ。そろそろ本気で殴りたくなってきたぜ…
花「A、あまりそういうのは良くないな。話したらどうだろう。」

貴「どうしても話さなければいけませんか?どこから何について話せばいいのですか…」

承「やっと話す気になったか。 …とりあえず…なるべく詳しく、全てを話せ。」


全て、ですかぁ…
そのあとも、んーと言いながら何か考えこんでいるようだ


承「今のうちに言っとくが、ありのままのことを話せ。くだらない作り話を考えてるなら、俺のスタンドで一発入れさせてもらうぜ。」

ジョ「こら承太郎!よせ!そうゆう脳筋なのがお前の良くないところなんじゃ。」

じじいが無駄に慌てて俺に謝罪をさせたがる。


チッ…今日はついてない日だぜ…

貴「いえ、別に話すのは嫌じゃないですよ。あまりにもおかしな話なんで、怪しまれやしないか心配なだけですから。ところで消毒液ってこれであってます?」

まだその段階なのか、手際が悪い奴だ…

ア「いや、それじゃないな…。こっちの瓶だ。あとそれから、あまり消毒するのは良くない。最近の医学では、消毒することにはあまりメリットがないことがわかっている。洗い流す程度にして直してしまった方がずっといいそうだ。」

貴「まぁ、そうなんですか!初めて知ったわ!それじゃ花京院、洗ってらっしゃい。待ってるから。」

花「では、失礼するよ。」

静かに襖を閉めて、足音が遠ざかっっていった。


貴「ごめんなさい、なかなかいい出せなかったのは彼がいたからなの…今から話すわ…」

11話→←9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

好桜(プロフ) - ツティスさん、ありがとうございます!すごく嬉しいです!精一杯頑張ります! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 50d64b52ee (このIDを非表示/違反報告)
ツティス(プロフ) - 本文を見て、一目惚れしてしまいました。文字数制限のため多く語れなくて残念です。陰ながら応援させていただきます! (2018年3月17日 19時) (レス) id: e0021f590d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:短冊団子 | 作成日時:2018年3月13日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。