10話 ページ13
承太郎サイド
承「さて、次はお前だぜAだっけか…。」
貴「えッ私何かしたかしら?」
承「逃げられると思うなよ。どうやらてめぇには肉の芽がないようだな。肉の芽が精神を操る…ならてめえは自分の意思でこの俺を殺そうとしたというわけだろ。聞かざるを得ないぜ」
目の前の女はさっきから髪をいじったり、お茶を飲んだり、なかなか話そうとしない。
ジョ「まぁ落ち着け承太郎。そうお前が怒っちゃあ、怖くて話せんわい。」
…まったく呆れたぜ。じじい。
承「前から思ってはいたが、じじいは女に甘すぎる!これからは男女平等社会の時代だぜ。」
貴「ほら、花京院。さっきホリィさんに救急箱を借りてきたのよ!傷は治すけれどその前に消毒が必要だわ!さ、そばに座って!」
承「おい!聞いてんのか?てめえ…!」
いい加減にしろ。そろそろ本気で殴りたくなってきたぜ…
花「A、あまりそういうのは良くないな。話したらどうだろう。」
貴「どうしても話さなければいけませんか?どこから何について話せばいいのですか…」
承「やっと話す気になったか。 …とりあえず…なるべく詳しく、全てを話せ。」
全て、ですかぁ…
そのあとも、んーと言いながら何か考えこんでいるようだ
承「今のうちに言っとくが、ありのままのことを話せ。くだらない作り話を考えてるなら、俺のスタンドで一発入れさせてもらうぜ。」
ジョ「こら承太郎!よせ!そうゆう脳筋なのがお前の良くないところなんじゃ。」
じじいが無駄に慌てて俺に謝罪をさせたがる。
チッ…今日はついてない日だぜ…
貴「いえ、別に話すのは嫌じゃないですよ。あまりにもおかしな話なんで、怪しまれやしないか心配なだけですから。ところで消毒液ってこれであってます?」
まだその段階なのか、手際が悪い奴だ…
ア「いや、それじゃないな…。こっちの瓶だ。あとそれから、あまり消毒するのは良くない。最近の医学では、消毒することにはあまりメリットがないことがわかっている。洗い流す程度にして直してしまった方がずっといいそうだ。」
貴「まぁ、そうなんですか!初めて知ったわ!それじゃ花京院、洗ってらっしゃい。待ってるから。」
花「では、失礼するよ。」
静かに襖を閉めて、足音が遠ざかっっていった。
貴「ごめんなさい、なかなかいい出せなかったのは彼がいたからなの…今から話すわ…」
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好桜(プロフ) - ツティスさん、ありがとうございます!すごく嬉しいです!精一杯頑張ります! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 50d64b52ee (このIDを非表示/違反報告)
ツティス(プロフ) - 本文を見て、一目惚れしてしまいました。文字数制限のため多く語れなくて残念です。陰ながら応援させていただきます! (2018年3月17日 19時) (レス) id: e0021f590d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:短冊団子 | 作成日時:2018年3月13日 23時