恋に落ちたら (ページ4)

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次に担当のメンバー発表だ。

11人対5人だから、
1人だけ3人を担当し、あとは2人ずつだった。

私たちはみんな同い年で歴も一緒だが
みんなが信頼を置いているウンビが3人を担当することになった。

泣き虫ヘウォン
食べることが大好きなソラ
少し大人しめなジア
そして私の4人が 2人を担当する……んだけど

よりによって、

純「Aさん、お願いします！」

拓「お願いします」

「……は、はい…！おねが…い……します」

河野さんと川西さんだなんて……
眩しい、見れない、どうしよう

情報の通りでは川西さんは極度の人見知りらしく
まだ私には心を開いて無さそうだが

河野さんは、全力笑顔でグイグイやってくる。

純「Aさん、何歳ですか？？？」

「……あ、えっと」

拓「いきなり年齢聞くとか純喜くん失礼」

純「え、あ、すみません！どうしよ、ほんまや」

あ、えええ、、

何歳ですか？は聞き取れたけど
川西さんの所から分からなくなって焦る。

謎に河野さんが眉を下げて謝ってきてるから
なんか、年齢聞くなとかそういうことかな…

「えっと……年齢ですよね…？」

純「あ！言わなくても…！」

「あ、ケンチャ…だいじょうぶ…です」

まあ私が年上なら、少しあれかもしれなかったけど
河野さんと同い年なことは知ってるし…
川西さんは1つ下。

「河野さん…いっしょです、23」

純「あ、ほんますか？！同い年！嬉しい！」

ぴょんぴょんと、跳ねる音がつきそうなくらい
嬉しそうな河野さん。…可愛い。

川西さんは1つ下だ、と呟き

拓「…韓国では、えっと、ヌナ？でしたっけ」

と、こてんと首を傾げて聞いてきた。

…！な、か、、、かわい、い！！！ぬな、、？！

「え、ああ、ヌナ！はい、ヌナ！」

拓「…？」

どうしよう、あまりの可愛さというかあざとさに
ロボットみたいな返事をしてしまった。

私の反応を見て、恥ずかしそうにしながらも
Aヌナって呼びますね。と照れながら言われた。

ああこの子、きっとヌナキラーだ。
なんて思いながら顔を仰いでいると

純「え、拓実なんかずるいやん、それ！
Aさん照れてるし！俺も呼ぶ！」

拓「何言うてんの？同い年はヌナって言わへんよ」

純「ええ〜だめか〜」

何を話しているか分からないけど落胆してる河野さん

…なんだかテンションがコロコロ変わりやすい人だ。