お砂糖お爺ちゃんとお塩SUGA

やだ ページ8

それもそうだな、とか流石ユウさん！だとか色々わちゃわちゃなされながら前を歩くユウ

その横を歩くグクとジミンに、2人の後ろをホソクとテヒョン

そして最後にナムジュン、ジニヒョン、俺

なぞの陣形で街頭に照らされた歩道を歩く


「なんか、本当にすみません」

「全然大丈夫。こちらこそ無理やりごめんね」


グクが俺たちの気持ちを代弁して答えた

同い年でも敬語を外さないあたり好感


「せっかく同い年なのに…ねぇ、敬語やめようよ」

「すみません、グクさん。仕事中なので敬語を外すのは無理です」


仕事中、と言う言葉に全員が引っかかる

この際グクの発言は無視しよう

いやめっちゃ気になるけど

仕事中じゃなかったらいいのかよ、みたいな

でも今はそうじゃなくて


「わかりませんか。あなたたち、つけられてますよ」


えっ！と声を出そうとするテヒョンの口を手で押さえる

ぐりんと肩を掴んで回して、こちらに向かせる

今声を発するな

耳元でそう言って口を解放する

高速で何度も頷くテヒョンの頭を撫でた後、再びぐるんと回して前を向かせる

横のホソクがテヒョンの手を握った

安心させるためと、テヒョンのことが心配なのだろう

ナムジュンがどうしましょうか、と持ちかける

ジニヒョンが相手の様子がわからない限り対処のしようが無いな、と難しい顔で俯いた

鼓動が早まる

なんでつけられてんだ

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