20:一件落着 ページ22
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<外廊下>
ユ「すっかり遅くなっちゃったね」
エ「うわー、絶対寮長に怒られる」
ユ「そんなに寮長怖いの?」
エ「うーん、怖いっつーか厳しいんだよな〜」
デュ「寮では僕がルールだって言ってるし…」
『それはご愁傷さま…』
グ「明日からオレ様も、
ナイトレイブンカレッジの生徒なんだゾ!」
エ「人の話聞いてねーし!」
グ「オマエたちなんかぶっちぎって、
学年首席になってやるんだゾ!今に見ておけ!」
エ「ユウと二人で一人の半人前のクセして
よく言うぜ。…ま、良かったんじゃないの?」
デュ「明日からは同級生だな。ユウ、グリム」
ユ「改めてよろしくね!エース、デュース!」
エ「おう!」
デュ「よろしくな!」
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<鏡舎>
エ「じゃあ、また明日!」
デュ「気をつけて帰れよ」
『そっちもな』
エ「A、ちょっと来て」
『………!?』
エ「おやすみのギューっ、だよ♪」
デュ「…!!」
『離せ!エース!』
エ「はいはーい♪」
『…っ』
ユ「エース、スキンシップって言葉知ってる?」
エ「んじゃ、おやすみ〜!」
ユ「人の話聞けー!」
2人はハーツラビュル寮へ帰っていった。
グ「行っちまったんだゾ…」
ユ「なんだかんだあの二人、いいコンビだよね〜
まぁ、エースはちょっとAに対してアレだけど」
『…ホントにね』
グ「でもあの2人が同じ寮だったとはな〜」
ユ「二人ともライバル心むき出しだけど、
喧嘩するほど仲がいいって言うしね♪」
グ「そうだな!」
『…ボクたちもオンボロ寮に帰ろうか』
オンボロ寮に帰ると、
談話室の机の上にツナ缶と
ラップに包まれたサンドイッチが
《お夜食です☆》
という学園長のメモと一緒に置かれていた。
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グ「ツナ缶美味かったんだゾ〜!」
ユ「もう、クタクタ…」
『明日から2人も授業だし…もう寝ようか』
ユ「うん!」
<ユウの部屋>
ユ「明日からはいよいよ授業だね、グリム」
グ「そうなんだゾ!
ナイトレイブンカレッジの生徒として、
オレ様たちの輝かしい学園生活が始まるんだゾ〜!」
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作者名:ひとみ | 作成日時:2020年5月15日 18時