THE RAMPAGE 紅一点story 3

こわい ページ15

Aside









最近人前に出るのがまた怖くなってきた
周りの目が気になってろくに出歩くことも出来ない
寝たら誰かに襲われるんじゃないのかそう思うと寝れなくてたくさん睡眠薬も処方してもらってる
今は事務所に一人で行くことすら不可能
マネージャーがいないと無理になった









1度恐怖感を覚えてしまえば
そっから何もかもが怖くなってしまう
メンバーには相談できてないんだけどね
今誰かに話しかけられたら何もかも言ってしまいそうで怖い
こんなにも人のことを怖いと思ったことは初めてだ









嗚呼本当にグループやめようかな……









壱馬「あほ」
A『は？』
壱馬「やめたらしばくからな
お前が辞めるんやったら俺も辞める
みんな思ってること同じや
AがおらんRMPGとか考えられん
Aが、人前に出るの怖いのも知ってる
睡眠薬も処方してもらってるのも知ってる
みんなはAにもっと頼ってもらいたいんやから
Aは俺らにとって必要なんやから
おらんくなるとか考えんなよ」
A『なんでそんなになんでもお見通しなの』
壱馬「全部聞こえてた」
A『…………………………なんかごめん』
壱馬「謝んな
AはAらしくやからな」
A『なんか名言なの腹立つ』









でも救われたよ
ありがとうかず

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