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「…待って！！」
ぴたり、足が止まった。私が大好きな声。
「え、あ…ふ、わくん…？！」
なんでいるの、とは聞けなかった。
「…なんで泣いてるの、なんかひどいことされたん？」
え、泣いてる？思わず目元に手を当てる。
「…ひどいことはされてないよ、ただ、自分が嫌になっちゃっただけ…」
「……Aちゃん、なんでそんなこと思っちゃったか聞いてもいい？力になりたいから、だめ？」
ずるい。こんな話したくなんかなかったのに、めんどくさい女って思われたくないのに。
「……しちゃったの、」
「ん？」
「嫉妬、しちゃったの…！！」
「へ、」
「あの、最近不破くんのこと指名してるすごい可愛くてお金持ちの子…私の方が先に好きになったのに、私の方が不破くんのこと好きなのに…！！」
「え、っ…」
ああ、やっぱりめんどくさい女だって思われた。でも、これで最後だから。
「こんなめんどくさい女、うざいよね…ごめん、でもこれで最後にするから、もう行かないから、もう忘れるから…これからも元気で…！？」
なんで、？
「…は？俺の事置いていくつもりなん？なに？これで最後って、俺が大好きなくせに、どうせ忘れられんくせになに俺から離れようとしてんの？」
なんで、そんな怖い顔してるの。
「え、あ、だってめいわ「ふざけてんの？」…う、あ…ふわ、くん」
「最近やっとAちゃんのこともっと知れたばっかなのに、……なあ、ほんとに会うのやめんの？そんなわけないよな？だって今も顔赤いじゃん、好きなんでしょ？俺のこと。」
「……ぅ…」
「最近来てる子に嫉妬とか何それ、かわいすぎるやろ…そんなんで自分のことめんどくさい女って思って離れようとしたんだ、俺のこと泣いちゃうくらい好きなんでしょ？俺と離れて何するつもりやったん？…ああ、喫茶店巡り？初めて店来た時言ってたもんね、家にもコーヒーメーカーあったし」
「…なんで家にコーヒーメーカーあるの知ってるの、」
「だって毎日ついて行ってたし」
「うそ、」
不破くんが私のストーカーなの？
「なあ、俺も好き……離れたくない、俺のこと捨てんといて…」
は、ストーカーしてたのは不破くんで、私のことすきなの？
ぜんぶ、終わらせようとしたのに。
ぜんぶ、あなたのせいだ。
「なあ、一緒に住も、両思いなんやろ？」
ちょっとオタクの戯言に付き合いなさい→←ぜんぶ、あなたのせい。(🥂✨️)
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めあ(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます🤭わたしも百合大好きなのでそう思ってくださってとても嬉しいです！ (12月3日 14時) (
レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
あ - めっちゃいい百合至高 (12月2日 22時) (レス) id: c0c00f6e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2023年7月22日 18時
