だいだいにそまるとしょしつで、きみと。(♦☕) ページ14
.
※NL、学パロ、糖分高め(当社比)
「ねえ、センパイ！」
「なぁに、渡会くん」
呼び止められて、後ろを振り返る。そこにいたのは何かと有名な渡会くん。背がなかなか高くて少し顔を持ち上げる。かわいい顔をしているのになんだかミスマッチだ。そこがポイントなの！と友達は言っていたが、正直タイプはワイルドな人です。ごめんね。
彼とは特に親交はない。渡会くんとは委員会がはじめましてだ。1年に美形四人衆が入ってきた！！と学校が一時期黄色い歓声に溢れていた時期があった。どうやら彼はウワサの四人衆の1人らしく、委員会でも女子の目線は渡会くんの方に向けられていた。黒板を見ろってな！君らにとっての黒板は渡会くんなわけ！あーね！？
特に親交はない。ないが、なぜか彼に私は好かれているらしい。恋愛的な意味で。
「前にテストあったじゃん…ないすか、」
いつもタメなくせに今日は変な敬語を使ってくるから何かお願いごとされるな、と薄々思いつつ、
「敬語なくていいよ、気持ち悪いから」
「気持ち悪いって言わんでよ！」
彼はぷくーっと頬を膨らませる。ハムスターみたいで可愛い。
「Aセンパイ、赤点で追試なったから勉強おしえて！！センパイ頭良いんでしょ？このとーり！」
「おー、ストレートだね渡会くん。」
って腰を曲げてお願いされる。空いてる日あんまないな。今日の放課後でいいかな？
「いいよ、放課後空いてる？」
「え、マジ！？やった！センパイと2人で勉強会！」
「なに、私目当て？」
「いや、追試合格したいんで！！ハイ！！ウチの国担再追試するんで！」
「ふーん？……まあいいや、また放課後にねー、すっぽかしたらダメだよ渡会くん、ばいばーい」
「すっぽかさないっす！！！約束は守る男だから俺！！じゃあねー！！」
なんだかんだ言って渡会くん、普通に真面目ないい子だし心配してないけど。それにしても可愛いな。あんなうれしい！！って顔全面に出る男子高校生いる？
「Aセンパイってばいばいって言うんだ……可愛い、好きです」
「ねーセラ夫ーまた雲雀A先輩で妄想してるって怖くねー？」
「奏斗がA呼びすんな！！」
「急にデカい声出さないでよこわいわ」
「えー、ヒバだるくねー？」
「セラフギャルじゃん」
ーーー
ついったにネタあげてたやつです〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めあ(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます🤭わたしも百合大好きなのでそう思ってくださってとても嬉しいです！ (12月3日 14時) (
レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
あ - めっちゃいい百合至高 (12月2日 22時) (レス) id: c0c00f6e55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めあ | 作成日時：2023年7月22日 18時
