じごくに、つれていって。（🍹） ページ1
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※GL、甘々、少し重め？
「……ん、Aはん」
あまくて、落ち着いたわたしのだいすきな声が聞こえる。
「………んぅ、？」
「おはようさん、よう眠れた？」
「とこ、ちゃん……」
「あは、かわいいねぇ」
そういって、とこちゃんはわたしの頬に唇を寄せた。
彼女の横髪が顔を擽る。
「んんー、とこちゃん……くすぐったいよぉ、」
「もうほんまにかわいいなぁAはんは……たい」
「……？今、なんていったの…？」
「いや？何でもあらへんよ、さ、朝ごはんできたでお食べな？」
「うん！久しぶりのとこちゃんの朝ごはんだー！」
食卓の上に乗っているのは、ほかほかの白ごはんに、綺麗な色の卵焼き、とこちゃんのだいすきなじゃがいものお味噌汁。
「うわぁ〜！美味しい！！……流石とこちゃん！」
「せやろ、久しぶりにAはんに食べてもらう朝ごはんやで腕によりをかけて作ったんよ？」
「えへ、嬉しいなぁ！とこちゃんだいすきー！」
「……あたしは愛してるけど？笑Aはんはあたしのこと、”だいすき”？」
なんて、急におどけたような、だけどこわいような声色で言われて、
「……えっと、わたしも、……っあ、あいしてる！！」
「……ほんま、殺したいくらい可愛ええなぁ、Aはん…」
「……そしたら、わたし、地獄に行ける？………そうすれば、とこちゃんと、ずっと一緒にいれるよね……？」
「……は、」
しまった。そうだ。とこちゃんは束縛されるのが嫌いだ。とこちゃんに嫌われてしまう。いやだ、いやだ！
「……あっ、ごめん、ごめんなさい、わたしのこと嫌いにならないで！おねがい……「嫌いになるわけないやん！」え、？」
「あたしが愛してる子が『ずっと一緒にいたい』なんて、こんな幸せなことないよ！……もうほんまにかわいい、かわいいわぁ…」
「とこちゃん……」
「これからも、死んでもずっと一緒にいような……？♡」
「……うん。とこちゃん、わたしを、地獄に連れて行って……！」
『続いてのニュースです。××県××市の酉崎Aさんが行方不明になって今日で半年が経過しました。Aさんの行方は未だ分かっておらず、××県警は60人体制で捜査を続けています。』
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めあ(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます🤭わたしも百合大好きなのでそう思ってくださってとても嬉しいです！ (12月3日 14時) (
レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
あ - めっちゃいい百合至高 (12月2日 22時) (レス) id: c0c00f6e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2023年7月22日 18時
