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ෆ‪‪ ページ18

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更新がんばります

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嬌声にものすごく嫌な感覚がして、ものすごく重々しく顔をあげると、ものすごく綺麗な顔の宦官が陽気に笑っていた。Aは青筋を立てないで貰ってもいいだろうか。美人が怒るとものすごく怖いのだ。


「なにかお困りのようだな」

「そのように見えますか」


猫猫は棒読みの半目で答える。Aに至っては顔すら見ていない。


「そのように見えるが」


じっくりと見つめてくるので次第に目線がそれてしまう。それを追うように長い睫毛が近付いてくるので最悪だ。


「なんなの、あの女」


ぼそりと毒づく声が聞こえる。食事を下げた侍女だ。居た堪れない。周りから恐ろしい空気が漂ってくる。女の嫉妬は恐ろしいというのに、壬氏は耳元で甘い蜜の声で囁く。


「とりあえず部屋に入ろうか」


猫猫が頷く前に部屋に押し込められる。ゆっくりと後に続いてAも入ってきた。

部屋では侍女たちが先ほどよりも険しい顔をを猫猫に向ける。一方で隣の天女の様相を眺めると淡い笑みを浮かべた。更に隣の天女を一瞥すると大きく顔には出さないものの”悔しい”という雰囲気が滲み出ていた。女とは本当に恐ろしい生き物である。


「帝のはからいを無下にするのは、美しき才女たちには似合いませんよ」

「そんな、無下にだなんて…」


いそいそと寝台の前から退いた侍女は舌を噛んでいた。


「ほれ、行け」


壬氏に押されてつんのめる。同時にAも押され不機嫌な顔をしていた。


『なんでこいつの言うことは聞くのよ…』


(Aさまも大変だなあ)


二人は一礼して寝台の前に立つと猫猫が血管の浮いた色のない手をとった。薬ほどではないが、医という言葉がつくものはそれなりに経験がある。


Aは梨花妃の頬を撫でた。梨花妃は目を瞑ったまま抵抗しようともしない。眠っているのか起きているのかも分からない。魂の半分があの世に流れたようだ。


『梨花さま、』


さらりという感触と共に白い粉が手についた。Aは目を丸くする。


猫猫はそれを見ると振り返って侍女たちの方を向く。そのままひとりの侍女の前に立つと血の気も引くような声で聞いた。



「妃の化粧をしているのは、おまえか?」

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arashi1999(プロフ) - はじめまして!こちらのお話し大好きです!更新停止になってますが更新されるのを楽しみに待ってます! (3月20日 18時) (レス) @page18 id: 842b15c736 (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます💘最近自分の書きたいものが何か分からなくなってきて全く書けてないんですがそういって貰えるとほんとに有難いです😭これから頑張ります!!! (1月28日 23時) (レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!!他の方とコメント被りしますが、本当に求めてましたこういうお話!!違う立場から壬氏さまに愛される感じめちゃくちゃ好きです(大声)是非とも更新楽しみにしています!!!! (1月28日 21時) (レス) id: 6d3f108665 (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - mちゃさん» コメントありがとうございます💘夢主がこういう立ち位置なの結構珍しいですよね!私も自信もって書いているので嬉しいです🥰 (1月13日 9時) (レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
mちゃ(プロフ) - こういうの求めてました!! (1月13日 1時) (レス) @page11 id: e046c287bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めあ | 作成日時:2023年12月31日 15時

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