ෆ ページ15
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文才がねえ〜🙂
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大人しい色白の姫は、芙蓉の花の桃を頬に染め、中央門をくぐる。目立たない風貌ながら、その顔は幸せに溢れていた。
「羨ましい…」
「綺麗だわ…」
下賜されるならこうでありたい。皆がそう思い嘆息した。
『お幸せに、』
『あんた、私の様子見に行くって言って仕事サボってない？』
「…まさか、そんなわけ」
ここ最近の
『まあ、もう明日には地獄から解放されそうだしおサボりも今日でおしまいね』
「…はぁ、A仕事早すぎなのよ」
芙蓉妃を見たその夜、一日中寝ていた。思ったより疲れていた。想定としては日の出と共に起きるつもりだったのだが、実際起きたのは月が出る頃だった。あまりにも景色が変わっていなかったため一瞬寝付けなかったのかと思ったが、部屋の前に夕餉が置いてあったので悟った。
おかげで次の日からは一睡も出来なかった。その分仕事はもう終わりを迎えそうだけど。
流石に1度ゆっくりと湯浴みをしないとまずいかもしれない。着替えもままならなかった。
「なんか機嫌いいわね、仕事が片付いたから？」
『それも勿論あるけれど、今日の昼にいいもの見ちゃって』
「昼？昼に何かあったかしら……あぁ、芙蓉妃ね」
『そう、下賜される妃で初めてあんなに嬉しそうな顔見たから』
顔を知らない誰かに嫁ぐ妃を何人も見てきた。泣きながら連れられる妃を見るその度に胸が痛んだ。しかし、幼馴染と結ばれるという芙蓉妃は美しかった。
『私も、ああいう風になら下賜されてもいいかも』
「そうよね……下賜なんて言葉聞くだけで発疹出るけど」
『まあ、あれは特例って言っても過言じゃないしねえ』
美麗な男を絶対に落とすわ、そう言う玉華に頑張れと呟きながら大きく伸びをした。湯浴みしよう。
ෆෆෆ
「話はなんだ」
Aはごくりと唾を飲む。象牙飾りの付いた長椅子に横たわって前より長くなった髭を撫でながらそう言う帝に、Aは口を開いた。
『…お願いが、ございまして』
「ほう、おまえがか」
『＿＿、＿＿＿＿を＿＿＿させていただきたいのです』
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arashi1999(プロフ) - はじめまして！こちらのお話し大好きです！更新停止になってますが更新されるのを楽しみに待ってます！ (3月20日 18時) (
レス) @page18 id: 842b15c736 (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます💘最近自分の書きたいものが何か分からなくなってきて全く書けてないんですがそういって貰えるとほんとに有難いです😭これから頑張ります！！！ (1月28日 23時) (レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - コメント失礼します！！他の方とコメント被りしますが、本当に求めてましたこういうお話！！違う立場から壬氏さまに愛される感じめちゃくちゃ好きです(大声)是非とも更新楽しみにしています！！！！ (1月28日 21時) (レス) id: 6d3f108665 (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - mちゃさん» コメントありがとうございます💘夢主がこういう立ち位置なの結構珍しいですよね！私も自信もって書いているので嬉しいです🥰 (1月13日 9時) (レス) id: aea8f156ce (このIDを非表示/違反報告)
mちゃ(プロフ) - こういうの求めてました！！ (1月13日 1時) (レス) @page11 id: e046c287bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2023年12月31日 15時
